無線LANで生中継!! - 有線の常識を破る新たな試み -
行く夏を惜しむ恒例の、島原花火大会がいよいよ28日に迫った。今年は六千発が打ち上げられる、という。楽しみだ。
その大会の模様を、カボチャテレビでは今回新たに、無線LANを使った〃生中継〃で放映することにしている。
筆者は技術系の人間ではないので、良く判らないが、社内の詳しいスタッフに聞いてみると、非常に手頃で使いやすく、何かと便利なものらしい。
中継の方法はこうだ。まず、本社の入っているNTTビル屋上に受信アンテナを立て、簡保センターを中継して、海望荘から音と映像を〃無線〃で本社に送り、契約世帯に配信する。
ケーブルテレビはもともと「有線テレビ」と訳されるように、中継に関しては、光ファイバや同軸ケーブルに頼らざるを得なかった。
その伝でいくと、カボチャの今回の試みは、有線の限界を打ち破る、まさに "画期的" なチャレンジ。恐らく、日本全国探してみても、どこのケーブル局もやっていないはずだ。
当日は打ち上げ直前の午後八時半ごろから中継を始め、大輪の花火の迫力だけにとどまらず、海望荘の賑わいぶりを "生放送" で伝える。
ところで今日、この記事を書く前に「第14回長崎県ジュニア・ユースサッカー選手権大会」(宅島建設杯)の開会式に出席したが、小嶺忠敏・大会会長のあいさつに耳を傾けた。
今年の開会式は、サニーサイドアップの次原悦子社長からプレゼントされた中田英寿選手のユニフォーム(パルマ10番)を、宅島壽雄さん(宅島建設社長)が気前良く、「最優秀選手に贈呈する」ということで、いつにも増して盛り上がった。
小嶺会長は、先のワールドカップドイツ大会に出場した日本代表の家族とともに16日間を過ごした、という。
その際の印象から、「家族の皆さんは全員とても "謙虚" だった。君たちも "謙虚" な気持ちを忘れずに全力でプレーしてください」と訓示。
続けて「中田選手はユース日本代表の時代から、『高校卒業後はプロ入りして、将来は必ずヨーロッパでプレーするんだ』という明確な目標を持っていた」との例を引き、若き力の発奮を促した。
地区予選なしの百六チーム、二千二百人が参加した今年の大会の決勝戦(九月十日)の模様は、同二十三日(土)午後二時から、NCC長崎文化放送で "録画中継" される。
もし、花火中継で確かな感触が得られたら、NCCさんより前に決勝戦の模様を "生中継" できるのだが、ここは小嶺会長の言うことを聞いて、ひたすら "謙虚"に。
1 Comments:
はじめまして。ねこと申します。いつも島原新聞紙上で楽しく拝見させていただいています。今回、「雲仙島原半島会議室」というサイトの「島原掲示板」に、無線LANを使った生中継に対する感想が書き込まれていたのでお知らせいたします。なお、このサイトは、8月いっぱいで閉鎖予定になっておりますので、お早めに閲覧されてみてください。失礼しましたm(__)m
「雲仙島原半島会議室」
http://www.mamepri.net/forum/
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