2006/11/25

ついてる、ついてる!! - 釈迦の教えは「感謝」だった -

 「シートベルトの未着用」でキップを切られた。道路交通法第71条の3に抵触、とのことだ。罰金はなし。違反点数は1点。

 一瞬、釈然としない思いもよぎったが、護国寺(岩永泰賢住職)のご祈祷にある「大難を小難にとどめる」ための〃戒め〃ということで納得した。

 世の中には、小人かつ凡人であるが故に、ついつい立腹してしまう事が、ごまんとある。筆者など、そのサンプル人間のようなものだ。

 調子に乗っているつもりはないが、思わずサービス精神の度が過ぎ、筆や行動が走りすぎてしまうことも多々。今朝も社長や家人から注意を受けた。

 旅行作家にして心理・社会学者の小林正観さんの著書「釈迦の教えは『感謝』だった」(風雲舎)を買った。帯のフレーズには、こう記されている。

 「釈迦は、この世の悩み・苦しみの根源は、『思いどおりにならないこと』と見抜いた。だから、『思いどおりにしようとしないで、受け容れよ』と言った。その最高の形は『ありがとう』と感謝することだったのです」。

 小林さんは言う。「『思いどおりにしたい』は、神や宇宙への宣戦布告」と。その考えを一言でまとめたタイトルが「宇宙を味方にする法則」(第8章)だ。

 「思いどおりにしよう、思いどおりにしたいと思えば思うだけ、逆に『感謝』というところからは遠いところにいる。これが宇宙の法則であり、宇宙の事実です」。

 「いま目が見えること、耳が聞こえること、呼吸ができること、ものが食べられること、自分の足で歩けること、周りに同じ言葉を有する同じ仲間がいてくれること、自分の言ったことが理解してもらえること…ありがたいことです」。

 「宇宙を味方にする最良の方法とは、ありとあらゆることに不平不満、愚痴、泣き言、悪口、文句を言わないこと。否定的、批判的な考え方でものをとらえないこと。これに尽きるのです」。

 何かしら、自分のことを指摘されているようで背筋がゾクッとした。さらに詳しくは同書をお求めいただきたいが、初めて小林さんの考えに触れたのは、2年ほど前のこと。

 「トイレのフタは毎回ちゃんと閉めること。これをきちんと励行していけば、きっと良いことが訪れます」。

 人づてにその話を聞いた時は、「まさか、そんなことぐらいで…」と思っていたが、欠かさず実行することで不思議なくらい落ち着く。不思議だ。

 小林さんの思想・哲学は「銀座まるかん」の代表、斎藤一人さんの教えにも通じる。「ついてる」「ついてる」「ついてる」。

 我が事務所にも東京・下町の商店街の一角にある「ついてる神社」で買った色紙を飾っている。