絶品!!トルコライス…次はケバブ特集をお願い
‐(株)ケーブルテレビジョン島原専務 清水眞守‐
「トルコライス」発祥の地は言わずと知れた長崎だが、筆者も昔から大!大!大好物の料理である。
形状は大人版の「お子様ランチ」のようなもので、1枚のプレートにピラフやポークカツ、スパゲッティなどが所狭し、と並んでいる。いわゆる「コラボ」の味わいなのだ。
味噌は薄めのカレーソース。ピラフにかけてあったり、ポークカツにかけてあったりと、店によって出し方は様々だ。
ところが、長崎生まれとは言いながらも、「チャンポン」のように広く普及していない。調べたことはないが、中華食堂とレストランの出店数の差を反映ししているのだろうか。
たまにゴルフ場内のレストランで見かけることもあるが、案外期待外れの場合が多い。つまり、料金の割にはボリュームが少な過ぎるのである。
その点、島原観光ホテル小涌園が始めたセットメニューは、この料理の真髄(?)を物の見事に衝いている、と言えよう。
まず、ボリュームがすごい。どの料理もプレートからはみ出さんばかりに盛んに〃自己主張〃。ポークの厚みもたっぷりで、揚げたてのサクサク感がさらに食欲をそそる。
これに前菜のサラダや3品のデザート、コーヒー(紅茶)が付いて、〆て1500円。これはお得だ!!ぜひお勧めしたいメニューの1つである。
さて、「トルコ」と言えば、下に「風呂」を付けて、あらぬ妄想を膨らませている御仁もいらっしゃるだろうが、元来そうしたフーゾク的な意味合いは全くない、とのこと。
ところが日本では、いつの間にかそうした呼称が定着し、1984年にトルコ人の留学生が異議を唱えるまで続いていた。余談だが、元々「トルコ風呂」とは「スチームバス」のことだそうだ。
個人的には、トルコで思い出すのは、力道山華やかなりし頃のレフリーだったユセフ・トルコ氏。この方はその名の通りのトルコ人だった。
タレントのマリ・クリスティーヌさんもてっきりトルコ人だと思い込んでいたら、この方は日本生まれで、米国人の父と日本人の母から生まれていた。
聞いた話だが、かつての「ロシア帝国」(バルチック艦隊)を破った勇気ある東洋国家として、トルコは昔からとても親日的な国なのだそうだ。
東洋と西洋の文化が交錯する、不思議の国・トルコ。ボスポラス海峡にイスタンブール、カッパドキア…。いつかは行ってみたい名勝や旧跡が沢山ある。
本格的な「トルコ料理」というのもまだ食べたことがない。振り返れば、筆者は学生時代に聴いた庄野真代の『飛んでイスタンブール』以来のトルコファンでもある。
出来ることなら「トルコライス」の次には、「ケバブ特集」でもやりませんか、足立社長?
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