2011/09/14

お前ら、絶対来いよ!…泉谷さん〃怒り〃の呼びかけ

地元よりむしろ県外での盛り上がり方がスゴイらしい。今月25日(日)午後3時半から開演する、雲仙普賢岳噴火災害20周年を期して島原復興アリーナの野外ステージで開催される「しまばら復興コンサート」の事前状況だ。

主催は自治労加盟の長崎県や島原半島3市の職員組合で組織する同事業実行委員会。労金島原支店が協賛し、島原市が後援している。開場は2時間前の午後1時半から。

何がスゴイかって、以下に示す豪華アーティスト(敬称略)が出演しながらも入場料無料。すなわち〃タダ〃でゴキゲンな音楽と感動が同時に味わえるという、願ってもない好企画なのだ。

で、その顔ぶれは?まずもって、泉谷しげる。災害が最も激しかった頃に、今や国民的アイドルにまで成長した福山雅治を〃前座〃に従えてやって来た、アノこわ~いお方だ。

その後も当地域への思い入れは強く、島原城での年越しカウントダウンは一時期恒例行事となり、当時の吉岡市長が「島原観光大使」の辞令を出したほど。仮に地元の出足が鈍いようであればこう叫んで水をぶっかけるに違いない。「バカヤロー、俺が出るのに何で来ないんだ!」と。

その他の布陣も負けてはいない。『22才の別れ』や『なごり雪』などの名曲で一世を風靡した伊勢正三にイルカ。それに『雨音はショパンの調べ』の尾崎亜美、『翼をください』の山本潤子(赤い鳥)ら。

過日のニュースでは、食道がんの病から復帰した桑田佳佑が東日本大震災の被災地で大がかりなチャリティコンサートを開いたことを報じていたが、もちろん島原のコンサートでもその〃思い〃は同じだ。

ただ、少しだけ違う意味合いを探すとすれば、アノ噴火災害から20年経った、今の島原の〃元気な姿〃を、全国の皆さんに改めてお知らせすること。

「ひいてはそれが、東日本の被災地の人々を勇気づけることにもつながるはず。そうした意味でも、なるだけ沢山の地元の皆さんのご来聴をお願いしたい!」と同実行委代表を務める、島原市職組の森宏伸執行委員長。

現在、出演アーティストの顔写真を刷り込んだ大判のポスターが島原半島内随所に貼られているが、背景の写真(タイトル『普賢岳の夜明け』)がこれまた素晴らしい。撮影者は「星のフォトグラファー」として知られる、島原市職員の内島幸治さん。

そして、そこにはこうした白抜きのキャッチコピーが。「届け、復興の鼓動。島原から全国へ」。東日本被災地への思いは「忘れられない悲しみや 忘れてはならない悲しみも あなたの笑顔が癒してくれる 心から笑える時を この島原(まち)から祈っています」と。

問い合わせは62-2655まで(平日9時~17時)。