東京MX社長も列席…殿村さん「山一」の新代表に
お洒落なイメージの「ソーメン・カフェ」や「野菜スープ麺」など、次々と新企画を打ち出して元気いっぱいの「(㈱山一」の会長&社長就任パーティーが16日、ホテルシーサイド島原で盛大に開催された。
会長にはこれまで社長を務めてきた小嶺一春さんが昇格。晴れて新社長となったのは殿村高平・常務取締役。どちらも代表権を持つ、という。
全然知らなかったが、殿村さんはあの「鹿島」(ゼネコン最大手)の出身なのだそうだ。その関係もあってか、かつての上司で今は「東京メトロポリタンテレビジョン」(東京MXテレビ)の社長職にある中川謙三さんも筆頭来賓として列席されていた。
「東京メトロポリタン―」と言っても知らない人がほとんどだろうが、同社は東京都が唯一出資している、都内6番目の地上波テレビ局(独立系)。中川社長は鹿島時代から殿村新社長を殊のほか可愛がっていたそうだ。
その中川社長(修学旅行以来50年ぶりに島原訪問)のご挨拶。時にユーモアを交えながら、新社長を今日まで育て上げてきた両親への敬意のほどを随所に盛り込んで、聴く人を唸らせた。
新社長の決意表明がまた頼もしかった。「会長&専務が今日まで手塩にかけてきた『山一』を、百年以上続く〝老舗〟に仕立て上げるべく、従業員ともども片時も努力を惜しまないつもり」と、喉の痛みを堪えながら、迫力の〝大演説〟。会場からは惜しみない拍手が沸き起こっていた。
ところで、小嶺会長と言えば、我が国サッカー界の大御所的存在である小嶺忠敏さん(元国見高校長・現長崎総合科学大学特任教授)の実兄として知られるが、ご自身は元ラガーマン(三菱製鋼所属)だという。
この日は、かつての〝三菱仲間〟だったという渡辺敏勝県議会議長などもお祝いに駆けつけ、その類い稀なる〝行動力〟の一端を披露するとともに、同社の新体制でのさらなる発展に期待を寄せていた。
話は変わるが、殿村新社長は大の龍馬ファンで、全国各地で開かれているその関係の〝集い〟にも頻繁に参加して、商売(ソーメンの拡販)にも余念がない、とか。
これからはより一層責任の重い立場となるわけだが、持ち前のバイタリティーで、きっと「山一」の新時代を築いていってくれるはずだ。筆者も〝隠れ龍馬ファン〟の一人として、さらなるご活躍のほどを心より期待している。〔写真は殿村新社長〕
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