猪瀬都知事ヤラカス…牧伸二さんならどう歌う?
嗚呼、とうとうヤラカシタか!ここ数日新聞紙上等を賑わしている猪瀬直樹東京都知事の米国での「お粗末発言」のことだ。そう言えばこの方、政治家になる前、島原についても色々言っていたよなぁ~。
いったんは発信元のニューヨークタイムズ紙に対して〝反論〟を試みたものの、帰国するや否や「不適切だった」として、一転〝謝罪〟に転じた。
こういう態度を中国の古い諺では「朝令暮改」と言うが、一体どうしたのだろう。今朝ほどひとしきりその話題になったところで、誰かがこう皮肉っていた。「つまり『都知事』でなく『トチリ』でしょう」と。巧いよなぁ~。
〝問題〟となったのは、東京、マドリードとともに2020年の夏季オリンピック候補地に名乗りを挙げているトルコの首都イスタンブールを名指ししたかのような発言。
N・T紙の報道によれば、「イスラム諸国が共有しているのはアラー(神)だけで、お互いにけんかばかりしている。そして階級がある」などと、同知事は言ったのだそうだ。
それが一夜明けると、「インタビュー後の雑談の中でちょこっと『イスラム圏初ってそんなに意味があるのかなぁ…』というような感想は述べた」などとトーンダウンしている。
〝事実〟が奈辺にあるか?は、それこそ神のみが知るところだろうが、少なくとも同知事は長年、ジャーナリズムの世界に身を置いていた人だ。
トルコが極めて親日的な国であることはとっくの昔からご存じだったはずだし、「~で初」というのが「意味がない」とされるのは政治&マスコミ双方の考え方からしても甚だ理解に苦しむ。
今回の一件については全く関係のない立場にあるが、前知事ならこの〝事態〟をどう切り抜けるだろうか…?勝手な推測だが、前知事なら、たとえ問題発言だったとしても、こんなに簡単に前言を翻したりしないだろう。やはり〝器の違い〟は歴然としている。
話は変わるが、イスタンブールと言えば、東洋文化と西洋文化が〝融合〟する所。個人的にも、是非一度は訪ねてみたい魅惑的な都市の一つである。
また、我々世代にとっては、庄野真代さんが歌って大ヒットした『飛んでイスタンブール』が何とも懐かしい。
〈いつか忘れていった/こんなジタンの空箱…/おいでイスタンブール/うらまないのがルール/ひとの気持はシュール♪〉
筆者は今でも大好きな曲だが、ひょっとして猪瀬知事はこの歌、余りお好きでないのかも…。
そう!もう一人、時の人を忘れていた。先日、多摩川に身投げして死んでしまったウクレレ漫談の牧伸二さんのことだ。
ひょっとして牧さんなら結びの部分でこう歌うのかも…。〈これで五輪もご臨終♪〉なぁ~んてね!?
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