触らぬ神に崇りなし!! - またまた "やった" 植草先生 -
平戸市議会議長に続いて、県警捜査二課長、そしてまたもやの植草先生…。性的な犯罪行為が後を絶たない。それぞれの事件を簡単におさらいすると - 。
【平戸】=先月2日、竹山初吉議長(66)が長崎空港で同僚の女性議員(55)の胸を触った、というもの。同議長は今月5日「健康上の理由」で辞職。
【課長】=91年に国家公務員?種試験に合格した準キャリア組。38歳。夜回りの20代の女性記者を自室に招き入れ、体を触るなどのセクハラ行為をしたことが発覚。
【教授】=ご存知!!植草一秀教授(名古屋商科大学大学院、45歳)。早稲田大学大学院教授だった2004年4月に続いて13日夜、2度目の現行犯逮捕。今度は "手鏡" でなく直に女子高生(17)のお尻を触った。
恐らくお三方とも動物的男性本能に突き動かされて "犯行" に及んだのだろうが、それぞれの肩書きからしても何ともお粗末なてん末だ。
「一人前の大人、社会人とは、本能を抑えることができる人間だ」と誰かが言っていたが、そういう意味でいくと、「人間失格」の烙印を押されても仕方がない。
この3人の場合は明らかに "犯罪" であるから弁明の余地などあろうはずもないが、時々「セクハラ」って何だろう、と考える。
当然、ある一線を超えてしまうと、「セクハラ」のそしりを被ることになるので、便宜上「基準」が設けてある。知らなかったが、我が社にもあった。
問題はそこから先だ。キムタクのようなイケメンだと許される行為(例えば肩をポンと叩く程度)が、汚いオヤジだと「セクハラだ」と訴えられてしまう(原告は見目麗しくない女性に多い!?)。
だが、どう考えても間尺に合わない。「逆差別」ではないか、と思わないでもない。昔「まりちゃんず」とか言うグループが「ぶす」に関する歌をうたっていたが、この層に属する方々が異常にセンシティブな反応を示すことが多い。
ところで、「ぶす」は漢字でどう書くのだろう、と岩波国語辞典で調べてみたら、〔俗〕醜女、とあるのみ。ついでに、「エッチ」という項目をみると、「変態」のローマ字表記の頭文字から、と記されていた。
諺に曰く「触らぬ神に崇りなし」。類句に「触り三百」。注釈にはこうあった→「触っただけなのに三百文の損をする意から。がったり三両、とも言う」。
三百文や三両が今の貨幣価値で幾らぐらいなのか知らないが、新聞ダネになったお三方には随分と高いものに付いた "お触り" であったに違いない。
脱線するが、「触る」の同音異義語に「障る」がある。こちらは「さしつかえる」「害になる」。むしろピッタシじゃないか!!
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