目の上のハナクソ!? - 郁文館は我らの青春だったが -
フラフラの宿酔状態で顔を洗い髭を剃る。まあ頭はどうでも良いとして、アフターシェーブ・ローションなるものをパタパタとはたいて、いざ完了!!
と、思いきや、鏡を覗くと、腫れぼったい右の瞼の端に、何やら白っぽいモノが見える。何のことはない、鼻糞の塊だった。
「目の上のタンコブ」とは良く聞くが、「目の上のハナクソ」では、どうにも収まりが悪い。そう言えば「メクソ、ハナクソを嗤う、というのもあったなあ…」と自虐笑い。
朝から、何とも締まりのない暮らしぶりで申し訳ないのだが、1年ほど前からアレルギー性鼻炎に悩まされている。時々、耳鼻科で両の鼻孔に管を差し込んで洗浄してもらうのだが、なかなか治らない。
それにしても最近は朝の洗面用具がややこしい。てっきり歯磨きと思い込んで歯ブラシで擦っていると、どうにも味が違う。何のことはない、ニキビ用の洗顔フォームだったりする。
島原生き残りと復興対策協議会で上京した折、まだお元気だった頃の高橋三徳さん(呉服の丸三社長)と星野國守さん(星野建設社長)のお2人が、ホテル備え付けのリンスを顔に塗りたくっていたエピソードを思い出しては、1人ほくそ笑んだりしている。
ここ数日は右顎がガクガクする。実際に自分の耳には「音」まで聞こえるので、家人に「耳を澄ませ!!」と命じるが、「バーカと一緒」と軽くいなされる。トホホ…。
さぁーて、受験シーズンである。センター試験が済んで、地方の私立大学を皮切りに東京方面へと「受験前線」が移動している。高校受験もそろそろ本番間近だ。
自分の受験話はさておくとして、最近、政府の教育再生会議委員の一人として活躍中の渡邉美樹という人物がいる。明大商卒、47歳。ご存知、全国的な居酒屋チェーン「ワタミフードサービス」のオーナーだ。
知り合い云々といった話ではないが、何年か前、東京・郁文館学園の理事長に就任、という新聞記事を見て驚いた。飲食チェーンのオーナーが教育界に乗り込んだ点にニュース・バリューがあったのだろうが、私の見方は違った。
郁文館という学校名にビックリしたのだ。貧乏学生の頃(今でも十分貧乏なのだが…)、今では雲仙市の市長さんとなっているO氏と一緒に、同校の夏合宿場で、住み込みのアルバイトをしていた。
場所は長野県の小県郡(ちいさがたぐん・当時)。同校は東大の本郷校舎の近くにあり、漱石の小説にも登場するくらいの伝統校。合宿所もグラウンド付きの大層立派な施設だった。
経営権移動の背景に何があったのか知る由もないが、とにかく我々はテレビも自動販売機もないその場所で一夏を過ごした。
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