2007/04/21

やっと来ました100回目 - 初志を忘れず頑張ります!! -

 記念すべき100回目である。極めて個人的な感想で恐縮だが、良くもまあ続けてこられたものだ、とつくづく思う。

 実は50回目前後に何人かの方々から〃匿名〃での厳しいご叱責を賜わったことがある。即座に反論を試みたものの、社長にボツにされたことが幾度かあるので、実数でいけば97、98回目くらいだろうか。

 まあ、そんなことはどうでも良いとして、記念すべき100回目なので、改めて〃原点〃に還ろう。もともと本欄を思い立ったきっかけは、余りにも理不尽な世相に心底腹が立ったから、だった。

 その背中を押してくれたのは、朝日新聞の「ジャーナリスト宣言。」であり、「暮しの手帖」を起こした花森安治の「一銭五厘の旗」の精神である。タイトルの「履正不畏」は中国の古典「三国志」から取った。

 昨今は、大企業&都市部を中心に、順調に景気が回復していると言われているが、地方を取り巻く環境は夕張市(北海道)に限らず、いずれも例外なく厳しいものがある。

 しかし、どのような環境であれ、自分たちの古里は自分たちの手で守って行かねばならない。たまたま今年のNHKの大河ドラマは「風林火山であるが、昔から独特の響きの「武田節」が大好きだった。

 「祖霊まします この山河 敵に踏ませてなるものか 人は石垣 人は城 情けは味方 仇は敵 仇は敵」(二番)。

 しかし、そのNHKにしても相次ぐ不祥事が発覚。全国規模で「受信料の不払い運動」が起きたことはまだ記憶に新しい。

 目を地元に転じて見ても〃規制緩和〃の美名のもとに、業種を問わずヨソ者が乗り込んで来ての〃安値乱売合戦〃。まだルールに即した戦いであれば許せるが、そうでない〃卑劣な手段〃は断じて見過ごすわけにはいかない。

 本日は敢えて具体的事例を取り上げることはしないが、いかに巧妙に仕掛けようと、隠そうと、悪事は必ず天の裁きを受ける。「天網恢恢(てんもうかいかい)疎にして漏らさず」である。

 米エンロン社しかり。雪印、三菱自動車、不二家しかりである。ここ数日はガス湯沸かし器に続いて、TOTOやINAX製のお尻洗浄器の不具合が喧伝されている。

 「エーイ、ここまで来たらもう〃ヤケクソ〃」だなんて、切れてはいけない。じっくり、正直に構えて努力すれば、必ず「道は開ける」もの。(D・カーネギー語録)

 公表の時機もあるのでもう少しお待ちいただかねばならないが、間違いなく地域の皆様のご期待に沿えるような、画期的な企画&提案がほぼまとまった。

 「意志あるところに道あり」だ。「初志」を忘れず、これからも真摯に努めてまいります。どうぞ倍旧のご支援を!!