笑門来福で行こう!! - 「のび太」より「阿藤海」似だ -
ゴールデンウイークが始まった。今日&明日は狭間の仕事日で、2日間にわたる庭の草むしりで痛めた腰をさすりながらパソコンに向かっている。
日本語で言う「黄金週間」の語源については、毎日新聞の日曜版(29日付・別刷り)に面白い解説記事が掲載されていた。
それによると、映画界がその命名者で、異なる2社の配給元が同じタイトルの時代劇を同時上映し、互いに大当たりしたことに由来する、という。
そう言えば、先日、所用で出かけた長崎駅前のアミュプラザでも、レストランの従業員が「映画のチケットの半券はお持ちですか?」と誰彼となく尋ねて回っていた。
久しく映画館から遠のいているが、やはり腰を据えて鑑賞するスクリーンの味は格別だ。昨年は何十年かぶりに邦画の観客動員数が洋画のそれを上回ったという。望ましい傾向だと思う。
ところで、この世の中はまさに「事実は小説より奇なり」である。伊藤一長前長崎市長の暗殺事件などはまさにその一例で、誰しも氏が四選を果たすもの、と想っていたはずだ。
事件後、各紙とも検証記事を連載しているが、いずれも後で考えると「なるほど、そうだったの」と思わせる内容だ。
30日付けの長崎新聞社会面によれば、激戦を制して勝ち上がった田上市長を脅迫する内容の電話が同市役所に相次いでいる、とのことだが、これは絶対にいけない。
タナからボタモチ」式に市長に就任したことに対するヤッカミもあるだろうが、当選した以上は立派な市長である。理にかなった批判なら当然であるが、意趣返しのような真似はいけない。
新市長にはそうした圧力には負けないで是非ガンバッテいただきたいが、個人的には顔の造作が余り好みではない。直接会ったことはないが、何となく頼りない感じがする。
ニックネームはドラえもんの「のび太」ということだが、出馬表明からこの方、新聞等で拝見する表情はどう見ても俳優の「阿藤海」(あとう・かい)である。ナンダカナァー。
昨年成功裡に終わり、二匹目のドジョウを狙う「長崎さるく博」を仕掛けたアイデアマンだから、相当な手練(てだれ)だろう。しかし、個人の嗜好だけは致し方がない。
「男の顔は履歴書である」との余りにも有名なセリフがあるが、政治家における「顔」はさらに深い意味合いを持つ。
それを知ってか知らずか、故竹下登元総理は毎朝、鏡に向かって「笑顔」を浮かべる練習を欠かさなかった、とか。
何はともあれ「笑顔」は大事。政治家に限らず、「笑門来福」は一般人にとっても、忘れてはならない生活上の知恵である。
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