香蓮ちゃんが映画主演 - 1,550人の応募を勝ち抜き -
人生もそうだが、世の中では当初の思いとは裏腹に〃あらぬ方向〃へと進んでしまうことがままある。昨日の本欄などが、その好例である。
目論見としては「宮崎康平・和子さんご夫妻」をモデルにした東映映画の話をマクラに、お孫さんの「宮崎香蓮ちゃん(さん?)」の近況レポートに持っていきたかったのだが…。申し訳ない。
ご両親の宮崎春而・千絵さんご夫妻の了解を得ていないので、いささか気後れもするが、すでに7月2日付けのスポーツニッポン紙上に掲載されているので、お許し願いたい。
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「ゴクミ2世13歳」「いきなり映画主演・宮崎香蓮」とのカラフルな大見出しとともに大写しの顔写真。破格の扱いに、関係者の意気込みのほどが伝わってくる紙面構成。
主演する作品は鹿児島を舞台にした「チェスト!」という映画で、監督は『新・麻雀放浪記』シリーズで知られる雑賀俊郎(さいが・としろう)氏。来年春の公開予定。
同紙によると、鹿児島市に実在する松原小学校が大正時代に数回実施していた「錦江湾横断遠泳」を、同小が創立90周年を迎えた1966年に〃伝統行事〃として復活させたことがモチーフになっている。
遠泳距離は約4キロ。実際の香蓮ちゃんは島原第一中学校の2年生だが、映画では小学6年生のヒロイン役を演じる。
1550人の応募を勝ち抜き〃主演〃が決まった時点でのインタビューには「とてもうれしくて、今から楽しみにしています。少し不安もありますが〃チェスト〃の精神で頑張ります」と答えている。
ちなみに「チェスト」とは鹿児島地方で〃気合〃を入れる際の方言で、「チェスト行け!」などといった使い方をされる。
話が相前後したが、香蓮ちゃんが芸能界入りするきっかけとなったのは、昨年8月に実施された「第11回全日本国民的美少女コンテスト」で「演技部門賞」を射止めたことから。
現在は大手芸能プロダクションの「オスカー」に所属し、学業の合間を見て上京。厳しいレッスンに打ち込んでいるそうなので、今からスクリーンでの活躍が楽しみだ。
新聞の見出しの通り、「第2のゴクミ(後藤久美子・33歳)」となるか。はたまた、同コンテスト先輩の米倉涼子(31)や上戸彩(21)を凌ぐか。
いやいや目標はもっと高目に置いて、吉永小百合さんのような〃存在感〃のある女優さんに、是非育っていただきたい、と心から願っている。
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(追伸)本来であれば掲載に当たっては、「春ちゃん」と「千絵さん」の了解を得なければならないところですが、何分「引っ越し」と「掃除」で忙しいものですから…。悪しからず。
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