2007/07/20

Tさん一行富士に登る - 「6対4」の比率を間違える -

 中国産の肉まんに、段ボール片が含まれていた話を本欄で取り上げたら、「比率が間違っている」とのお電話をいただいた。

 本来は「豚肉4割に対して、段ボール6割」とすべきところを、アベコベに理解していたわけだ。申し訳ございませんでした。

 4割と言えば、日本の食糧自給率でもある。逆に言うと、6割は諸外国からの輸入食品でまかなっているわけだから、何とも心もとない。

 憂国の識者はそこを衝く。「食糧(料)を輸入している外国で飢きんが起きたら、『まずは自国民!!』となるのは事の道理。そうした事態が生じたら、政府はどうするのか」と。もっともな指摘だと思う。

 数字の話に戻ろう。「6対4」と言えば、焼酎をお湯や水で割る際の比率だが、これは人によって千差万別。新湊2丁目のTさんは、まず水を入れない。

 その代わり、カチワリを鼻先がつかえるほどにうず高く積む。これが〃T流〃の飲み方で、最後は全員がフラフラ状態。

 そのTさん一行約20名が先日、「富士山」登山にチャレンジした。帰島後もう幾度も〃報告会〃を開催されているようで、拙者も先日、その何回目かの会合に呼ばれた。

 五合目まではバス。そこから幾つかのパーティに分かれて本格登山。山小屋のトイレが有料だったかどうかで揉めていたようだが、全員山頂を征服されたのは〃ご立派〃の一言だ。

 しかしながら、その日を迎えるまでには人知れぬ〃苦労〃が。皆さん、何カ月も前から久住、九千部、普賢…と秘かに〃訓練〃を重ねていたのである。

 「富士に登るバカ、登らぬバカ」という言葉があるそうだ。富士登山はそれほどまでに難しくもあり、また簡単である、との例えのようだが、やはり登った者でなければ、その〃醍醐味〃は分からないだろう。

 またまた農業の話に戻る。とは言っても、赤城徳彦農水相(48)のこと。祖父の宗徳氏については、幼心にその名前だけは覚えている。

 就任後すぐに事務所の経費問題がクローズアップされたのは周知の事実だが、「東大法卒」のエリートの割には、何とも歯切れの悪い答弁が続いている。

 17日の記者会見には顔に絆創膏を貼って登場。記者団の質問に対して「大したことではない」を繰り返していたが、誰だって知りたいのが〃人情〃というものだ。

 拙者は〃人相見〃ではないが、この人、良く見ると、俳優の時任三郎がナッカブッチョルような顔をしている、と思いませんか。余談ですが、座右の銘は「真実一路」だそうです。

 それにしても、話が「アッチ飛び、コッチ飛び」するなぁ…って?自分でも呆れています。

 ただ、これは列車が山登りする際の「スイッチ・バック」っていう方式ですよね、クライマーの豊田常務さん(島鉄)!?