2007/08/03

ワガママ横綱に〃厳罰〃 - 頑張れ、島高レスリング!! -

 〃台風近し〃を想わせる不穏な雲行きの中、朝5時前に起きてパソコンに向かっている。今日2日は次男が所属している島原高校レスリング部が6年ぶりに全国高校総体(佐賀県開催)に出場する日だ。

 8時に学校集合。それから有明フェリーを利用するか、高速経由で行くかを決定して出発する。夕方には帰ってきて、小学館編集長と打合せの予定。

 こう書くと、いかにも多忙を極めるビジネスマンのようだが、実の所は「成り行き」で生きている。前に神田の蕎麦屋で見かけた「行雲流水」がモットーなのだ。この辺が「横綱」級の人と決定的に異なる!!

 昨年の誕生日(9月18日)は台風13号の直撃を受け、九電の停電に加え、弊社の施設も各所で被害を受けた。ところが、何が幸いするか判らない。後に、この台風が運命的な「吉報」をもたらすことになるから、人生は面白い。

 まさに「人間万事塞翁が馬」である。余談だが、東洋思想に詳しい画家の永田力先生(南島原市出身)によると、「人間」は「じんかん」と読むものらしい。

 さて、横綱・朝青龍が巡業をさぼったつけで、秋&九州場所の出場停止が決まった。大相撲史上初の厳罰が下されたわけだが、当然と言えば当然だろう。

 新聞等によれば、同横綱は夏場所の優勝決定後、「疲労骨折」の診断書を協会宛に提出していた。本来なら治療に専心すべきところだが、何と母国モンゴルでサッカー遊びに興じていたというから驚きだ。

 横綱は常に「心・技・体」の充実が求められる、言わば「国民のヒーロー」。ところが、この人の場合、「心」の部分が欠けていたようだ。北の湖理事長は現役当時から見かけに似合わぬ「人格者」だった、という。余計に残念だ。

 個人的な思いだが、「予感」は昨年12月の島原場所からあった。桟敷券等を販売する事務局のお手伝いをしていたので、今回の顛末は良く解かる。それほどまでに、同横綱はワガママだった。

 相撲は「日本の国技」である。土俵入り、弓取り式など古式ゆかしい振る舞いに、国民は日本人としてのアイデンティティーを感じるのである。

 ところが、いつの時代からか「海外巡業」が行われるようになり、「国際色」が強まりだした。決して悪いことではない。しかし、「大和の心」だけは忘れないでいただきたい。

 人々は相撲に人知を超えた「力」や「神秘性」を期待している。後の祭りだが、中越沖地震の被災地にも駆け付けて激励してほしかった…。

 気の早いスポーツ紙などは「事実上の引退勧告」と煽り立て、格闘技への転進を示唆する憶測記事も掲載されている。

 今後の、同横綱の動向を知る由もないが、先ほども述べたように「人間万事 - 」である。クサらず精進されんことを!!