2007/08/13

斑尾高原〃今昔物語〃 - 我に七難八苦を与えよ!! -

 いつものように早起きして水撒きをしたのだが、今朝(13日)は夜半に降雨があったらしく、清々しい気分でスタートを切れた。

 休日を返上して仕事をしたり、一足先にお盆の準備をしたことなどが神仏に認められたか、自販機でお茶を買ったら、ルーレットの数字が見事に揃った!!

 「9999」。本当は150円の製品(おまけ)を貰っても良かったのだが、控えめに120円の海洋深層水にとどめた。

 ちなみに、マイカーのナンバープレートは「8888」である。香港ではかつて、8並びのナンバーは1億円で取引される、と言われていた。果たして今ではどうだろう?

 中国人が「8」という数字を好むのは、その発音が〃お金〃を意味する「發」と同じとか、似ているとかいうことを、前に新聞で読んだことがある。

 さて、本日ゲット!!したラッキーナンバーは「8」ではなく「9」である。この数字は余り日本人には好まれないようだ。「9」の読みが「苦」とか「窮」に通じるという他愛もない理由からだ。

 ところが、お隣の韓国では事情が違う。すなわち「9」は〃最高の数字〃ということで、尊ばれるというから面白い。

 いずれにしても構わないが、今日の場合は「もっと苦労しないといけないよ!!」との天からの啓示として受け止めよう。我に七難八苦を与えよ、だ。

 盆に入って県外ナンバーが俄然増えてきた。中には見たこともないような〃高級車〃も見かける。島原出身者が外に出て成功を収める。良い事だ。

 我が家にも、この春やっと大学生になれた長男が帰ってくる。居たら居たで、鬱陶しい気もするが、親としては何となく嬉しいものである。

 もうとっくに夏休みに入っているはずだが…。家人を通じて理由を訊かせたら、「信州でクラブの合宿」とのこと。

 「何っ、信州のどこな?」。「電話では、斑尾高原て言いよったよ」。「のっ、のぼすんな!?マダラオって言えば…」。

 以前いた旅行代理店で、冬場には「スキーツアー」を担当させられていた。上司に北海道や志賀高原に視察に行かせていただいて、「シメシメ…」と思っていたのだが、とんでもない思い違いだった、のだ。

 「おい、正月は信州だ」。「えっ、休みではないんですか?」。「休みはツアーが終わってから、ゆっくり取っていい。マダラオへ行って来い」。「ハイ…」。

 ところが、このツアー、宿の予約が十分に取れておらず、客からの突き上げが激しかった。やむを得ず民宿で〃直談判〃に及んだのだが、何を勘違いしたのか、そこのバカ息子が逆ギレして首を絞めてきた。

 一瞬、殺されるかと思ったほどで、首には手の跡がクッキリ。帰ったら先輩諸氏から「首の輪グマ君」と冷やかされた。時代は確実に変わった。