2007/10/09

とにかく忙しすぎて!! - 執筆サボリの言い訳ダラダラ -

 先週末からこの週明けにかけては、各種イベントに、県外出張…にと、テンヤワンヤであった。

 皮切りは人間国宝を招いての「萬狂言」の公演(3日夜、島原文化会館)。実行委員の一人として「入り」を心配していたが、結果は超満員の大盛況。

 閉幕後に行われた、人間国宝を囲んでの「打ち上げ会」(グレート城見)も、和気あいあいの雰囲気で、やっと「肩の荷」がおりた感じだった。

 翌日は「ユネスコ認定国内第1号!!」を目指して東京へ飛んだ。雲仙岳災害記念館の河本館長が旗振り役となって取り組んでいるビッグプロジェクトだ。

 道に迷って少し遅れてしまったが、自己紹介だけは無事に済ませることができて良かった。

 会場の「GUPI本部」には、全国各地から行政機関の代表や特命を受けた大学教授などが駆けつけ、熱のこもった論戦。

 九州地区からも2カヵ所から参加があったが、前田終止・霧島市長の推薦を得て、島原市の吉岡庭二郎市長が協議会発起人の一人に選ばれたのは、ひとまず慶賀の至り。

 思うに、この「ジオパーク構想」こそ、島原半島三市が一体となって取り組むべき「ドリームプラン」である。

 北は千々石断層から始まり、金浜断層、津波見断層、布津断層、深江断層、秩父が浦海岸、九十九島まで「全島原半島」を網羅しているからだ。

 しかも、専門家に言わせると「コンパクトな形でまとまっている、極めて理想的な地形」というからには、「資質」の点では申し分ないはずだ。

 あとは、一にも二にも地元の熱意と努力次第。長崎県や関係研究機関を巻き込んでの、積極的なアプローチ&チャレンジを望むばかりだ。

 翌5日は、火山都市国際会議に先立って島原市で開催される「災害情報学会」(四谷)の事務局を訪ねた。

 局長の中村さんは昨年亡くなった廣井脩・東京大学教授の愛弟子で、元ニッポン放送勤務。「防災面に寄与すべくコミュニティFMの準備を進めています」と話したら、大いに喜んでくれた。

 同日深夜に帰宅。翌6日は、夕方から永田力さんの文化講演会(ありえコレジヨホール)。

 朝一で宿舎の小涌園を表敬訪問したら、島原市出身の明治学院大学名誉教授、大津栄一郎さんの著作『古事記』(3冊セット)を下さった。

 大津さんは島中→東京大学英文科卒で、芥川賞作家の小島信夫さんと同期生。帯にはサイン入りの推薦文が記されている。

 永田さんの講演には、大津さんの同級生でもある日向正路さん(元島原市建設課長)の尽力で多くの聴衆が集まり、こちらも大盛況。

 翌7日から9日までは、マサカリ投法の村田兆治さんに同行している。