見過せない食育崩壊!! - 大器ではないが晩成型の総理 -
21日付の『天声人語』の書き出しには、つい声を出して笑ってしまった。肥満を気にする筆者が自虐的に「揺れる胸」の存在を語っているくだりだ。
〈腹や尻が負けじと波打ち、全身の脂肪がぷるぷるしている〉。これは肥っている人間にしか理解できない〃実感〃だろう。
もちろん健康管理面から言ったら、「笑っている場合でない」ことは重々承知しているが、それでも「そうだ!!」と思わず拍手をしてしまう自分がいた。
一つ年上の高校の先輩に〃三浪〃した猛者がいた。学生時代のある時、福岡市内にある大学に訪ねて行ったら、「久々に体育の授業を受けたけど、腹回りが筋肉痛で…」といって嘆いておられた。
余談だが、その先輩の現在の勤務先は『天声人語』ではない全国紙の一つだ。そう言えば、もう随分とご無沙汰続きである。
前回、予定を書いたように、先週末は東京で過ごした。冒頭の『天声人語』はホテルの朝食会場で読んだのだが、韓国人と思しき隣席の若い女性の食べ方がやけに気に障った。
おかゆにはスプーンを突っ込んだままで、トーストは真ん中だけを齧り、耳の部分はトレイの端に山積み状態。果物の食べかすもそこかしこ。もう見ているだけでウンザリした。
我が家の子育てに関しては、一つだけ口やかましく言い続けていることがある。それは「外食」の際の心得だ。
「ウエイターやウエイトレスの人たちが、後から片付けやすいように、同じ食器類はまとめておけ」といった至極単純なもの。
仕事にかまけて「外食」の機会そのものが少ないのだが、おかげさまでこの点だけは3人の愚息とも実践できているようだ。
先日ラジオで言っていた。政府の「食育」に関する調査によると、「いただきます」や「ごちそうさま」をきちんと言える日本の子どもの比率が50%を切った、とか。
嗚呼、何とも嘆かわしい状況ではないか。これでは「国際性」も「個性の尊重」も何もあったものじゃない。
一体どうなっているんだ日本は(韓国も)などと憤然と席を立って母校の創立125周年記念式典に臨んだら、特別来賓で総理や文科大臣がひな壇に並んでおられた。
国会答弁では〃防戦一方〃の総理だが、この日は同門に囲まれているせいかいたってご機嫌な様子で、「(私は)大器ではないが、晩成ですかね…」などと述べ会場を沸かせた。
これまた余談だが、我が長男は総理の〃天敵〃とも言える田中真紀子邸(目白)のすぐ近くの学生寮で暮らしている。
いっそのこと同門のよしみで、真紀子さんも式典に出席すれば良かったのに…。誰かまたスカートを踏みつけたか!?
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