福地さんNHK会長に - 「座頭市」のモノマネなら!! -
普段は口をきいてくれそうもない偉い方や、社会的な地位や名声を勝ち得ている人にも、直接会って話を伺うことができる。
言うなれば、これが記者稼業の〃醍醐味〃でもあり〃楽しみ〃でもある。無論、緊張はするが、大いに勉強にもなる。
個人的な好みからすると、事件ネタや調査報道より、評伝のような人物そのものを素材にした取材の方にむしろ魅かれる。
であるから、人事や訃報記事には努めて目を通すようにしている。22日付けの各紙は、NHKの次期会長人事をそろって掲載。訃報欄では、とある映画監督が亡くなった、と報じている。
それらによると、来年1月中に任期満了となるNHKの新しい会長職には、アサヒビール相談役の福地茂雄さん(73)が就任されるようだ。
福地さんは長崎大学経済学部の卒業で本県ともなじみが深く、島原市の吉岡市長や、「とっとっと」の松永社長とも親しい。
小生も何年か前に、県が東京のホテルで開いた「観光の夕べ」のパーティ会場で、同市長や今野由梨さんらと一緒に記念写真に収まったことがある。
福地さんの任期は3年間。出来ることならその任期中に、「島原半島」を題材にした大河ドラマ、もしくは朝の連ドラを制作していただければ、と願う。
脚本は何も市川森一さんに限らずともよい、と思う。余談だが、小生の友人もかつて、伊豆半島を舞台にした『青春家族』という連ドラを担当していた。
一方の訃報記事。こちらは、勝新太郎が主演して人気を博した『悪名』や『座頭市』シリーズなどでメガホンを執った田中徳三さん(87)のことを取り上げている。
実は、何を隠そう『座頭市』のモノマネは、酒席での小生の〃十八番〃の一つである。宅島建設専務の宅島壽晴さんが「ピシッ、ピシッ…」と合いの手を入れ、小生が白目を剥けば、座は一挙に盛り上がる。
すでに熱狂的なファンも付いている。愛野町中村眼科の中村晋作先生は転げ回って喜んでくれるし、長崎大学熱帯医研の溝田勉教授からも、会うなり「アレをやれ!!」と直ぐにリクエストが来る。
本音を言うと、「座頭市」には、今でもある種トラウマがある。それは高校時代の〃身体測定〃の時間に端を発する。
当時も今も身長はほぼ変わらないのだが、どうみても自分より身長が遥かに高い人間が「座高」の測定では逆に低いのだ。
英語の授業でも、慶應出の先生から「ビ・フェイマス・フォー」の後の例題に「ヒズ・ショート・レッグズ」と幾度も取り上げられたりもした。
医者となった口之津町のS君は「座高一!!」と呼んで、よく笑い種にしてくれた。さあ、来年1月3日は久々の同窓会だ。何とか仕返しをしなければ!!
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