2008/01/12

メタボの維持も大変!! - M先生には叶わないけど… -

1月4日、まだ明けやらぬ朝ぼらけの中を、集合場所の林田観光バス(杉谷・本町)に向かった。翌日午後1時半から神戸市で催される、Jリーガー大久保嘉人君と莉瑛さん(旧姓・林田)の結婚披露宴に出席するためだ。

予定より少し早めに着いたが、すでにバス(2台)の出発準備は整っていた。席割表を確認したら、大半が普段から親しくしていただいている方々ばかりだったので安心した。

主役の一人でもある〃花嫁の父〃の甲斐々々しいまでの働きぶりに、まず感心。予定の時刻を少し過ぎてバスは動き出した。二人の前途を祝福するかのような〃朝日の輝き〃が印象的だった。

予定では、目的地であるJR神戸駅前のホテルに到着するのはその日の午後7時。単純に計算しても、乗車時間が12時間もかかる強行軍だったが、前日の同窓会の疲れも手伝って、車中では良く眠れた。

高速に入って2度目の休憩地は関門海峡の「めかりPA」。「トイレを済ませたら、すぐに出発しますから、早く戻って来て下さいね」と急かせる添乗員役の〃花嫁の父〃の言葉を無視して、タバコを一服。

言うことを聞いてすぐにバスに戻ろうとも思ったが、小腹が空いていたので、焼き立ての大判ウインナーを1本。「メタボを維持するのもなかなか大変…」と自嘲笑いが漏れた。

自席に戻ったら、お昼の弁当が配られていた。一瞬「どうしよう?」と迷ったが、お祝いの品なので、すべて残らずいただいた。こんどは、我ながら〃健啖家〃だ、と感心した。

再び睡眠。気付いたら、広島県の「宮島SA」。さすがにそこではトイレ休憩&タバコのみに留めた。乗車後は、すっかり眠気も覚めたので、兵庫県に入ったくらいから、持参した故・阿久悠さん(作詞家兼作家)の文庫本を開いた。

ご存知の通り、阿久さんは兵庫県淡路島の生まれだ。父親は宮崎県出身の警察官で、島内を転々としながら育った、という。

面白かったのは、阿久さんの母校は県立の洲本高校で、在学中に甲子園の選抜大会でスルスルと勝ち上がって、全国優勝を遂げている。競技こそ違え、何かしら〃因縁〃のようなものを感じた。

神戸市内に入ったあたりから急に道路が混みだしたが、予定よりは1時間近くも早く目的のホテルに着いた。道路を隔てた斜向かいには「湊川神社」の社殿が聳えていた。

夕食は二手に分かれて飲み放題のバイキング。小生はT建設専務、設計士のSさん、中学教諭のMさんのチームに所属してホテル内に留まった。

驚いたのはM先生の〃食欲〃。つい先ほど、高速のSAで蕎麦を食した後ばかりというのに、見事なまでの箸の進み具合。〃花嫁の伯父〃も相変わらず意気軒昂であった。

‐つづく‐