オダギリ夫人は教え子 - 平穏に暮らせ、我が〃愛息子〃 -
〈だから分って ほしいのと そっとからんだ 白い指〉 - 。森進一が唄って大ヒットした「年上の女」の誕生は昭和43年。
綾小路きみまろに倣えば、「あれから40年…。今や世の中は空前の〃年下ブーム〃」である。
最近の芸能ニュースで言えば、女性に絶大な人気を誇っている俳優、オダギリジョー(31)のお相手は、20歳のモデル嬢。その差11歳。
ちなみに、「結婚できない男」(テレビ番組)で人気を博した「アベちゃん」こと阿部寛(43)の結婚相手も15歳下。
さらにその上をいくのが、山本文郎アナウンサー(73)の再婚相手で、ナント30歳も年下だとか。「僕も先が長くないけど」がプロポーズの言葉だったとは泣かせる。
実は、オダギリ夫人となった香椎由宇(かしい・ゆう)というモデル嬢は、米国人の祖父を持つクオーターで、小学校の6年間をシンガポールで暮らしていた、という(朝日新聞社「アエラ」14日号)。
ちょっと待て!!今が20歳でシンガポールで小学時代を過ごしたということであれば、もし日本人学校なら義妹Nちゃんの〃教え子〃ではないか?
人後に落ちないミーハーの小生は早速、伊豆大島に居るNちゃんに電話を入れた。「ひょっとしてアタンの〃教え子〃じゃなかと?」。
興奮気味に畳み掛ける小生に「その娘は何と言う名前?」。「香椎なんとかばい、確か…」。「ああーそれなら、1年目の教え子ね。混血の子やろ、可愛かったもん」。
コンビニが1軒もないような〃離島暮らし〃がすっかり身に付いているのか、芸能ネタにもいたって冷静な受け答えだった。
そのやり取りを傍らで聞いていた家人が横やりを入れてきた。「そんモデルさんな、何に出よらすと?」。「ポンズのCMに出よっとん、知らんとー」。
「へー、ミツカンぽん酢にやー」。「違う、違う!!化粧品のCMのありよるやろもん。美白効果がどうのこうのて言いよるやろが、あの娘たい」。
確かに、妹の教え子がタレントになろうが、誰と結婚しようが、自分達の生活にとっては「そんなの関係ねー」である。
ただ、当時、岳父ともども正月休みで訪ねた彼の地の日本人学校に学んでいた〃娘っ子〃が、一躍世間の注目を集めるようになっていることに単純に驚いたのである。
その時、同行した長男もはや20歳。今年が成人式であった。世間の注目を集めることもなく、大人の世界に一歩足を踏み込んだ、市井人中の市井人。
果たしてこの先、どのような人生を歩むのか。有名には成らなくて良いから、冬場にはみんなで鍋料理を囲めるような家庭を築いてほしい。その際の味付けは〃ぽん酢〃でよろしい!!
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