5日は「マラソン」の日 - 最近のラッキーカラーは金色 -
昨年末から今年にかけて結婚式の披露宴に良く呼ばれる。ひと月ちょっとの間に、都合3回だ。めでたくて清々しい気持ちになれると同時に、年老いていく我が身を案じる。
最近の特徴は余り招待客が膨大でなく、仲人を立てない「人前式」が多いことだろうか。知人に訊くと、福岡あたりではもうそれが〃当たり前〃らしい。
一方で、お世話になった方々が櫛の歯が抜けていくように亡くなっていく。いかに〃世の定め〃とはいえ、寂しい限りだ。
久々の完全休日となった3日の日曜日。自宅でいぎたなく寛いでいたら、吾妻町「長崎清水」の社長、清水誠一さんの訃報が飛び込んできた。
お会いすると、いつもニコニコ顔で冗談を言っていた、やり手の経営者が〃忽然と〃旅立ってしまった。これにはタマげた。
聞けば、昨年からガンとの闘病生活が続いていたそうだが、元気な姿しか知らない小生にとっては、〃忽然と〃としか言い様がない。今となってはご冥福をお祈りするばかりだ。
とまあ、そんなこんなで娑婆の暮らしを送っているのだが、何かしら今年に入って「一本たりないなぁー」という感じが拭えなかったので、護国寺にお参りすることにした。
会社の車両10数台の「交通安全」祈願と合わせて、社員全員の「身体健全」、並びに「商売繁盛」を願ってきた。
岩永泰賢住職によると、新暦の2月5日は、旧暦では12月29日。守り神様は「苗鹿大明神」ということだ。
その場で「何の神様なのか」尋ねれば良かったのに、足が痺れてつい聞きそびれてしまった。会社に戻って改定されたばかりの広辞苑第六版を引いたが、掲載はなかった。
その新装広辞苑の付録「一日一語」を開いてみると、2月5日は「マラソン」とある。説明文は実にありきたりだ。
〈陸上競技の一つ。ギリシアの勇士が戦場マラトンからアテナイまで約40kmを走り、戦捷を報じて死んだという故事にちなむ競技〉 - 。
それによると、現在のようにマラソンの距離が42.195kmに統一されたのは第8回の「パリ大会」以後のことだと。
詳しいことは忘れてしまったが、確かその当時は、正式競技種目に「釣り」が含まれていたのではなかったか!?
そうそう、「釣り」の話で思い出した。古川青果の江島栄太郎社長から電話を頂いていた。「オーイ、金色の鯛ば釣り上げた人のおらすぞ!!写真も撮っとるけん早よ取材に来んね」。
実を言うと、小生にとっての、最近のラッキーカラーは「金色」。ケータイ、名刺入れ、カサ…身の回りは「金色」だらけである。
そう言えば、お経を上げる岩永住職のお膝元にも「金の龍」が泳いでいたなあ。こいつは春から縁起が良いわ!!
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