2008/02/18

折角の〃島原ブランド〃 - みんなで盛り上げましょう!! -

偶然の為せる業か。たまたま昨日「映画」の話を書いたら、東映九州支社のスタッフの方々が夕刻、弊社を訪ねて来られた。

夜は夜で、誕生日を迎えた母と共にテレビを観ていたら「チャングム」(NHK・BS)の後で、「日本アカデミー賞授賞式」(日テレ)を放映していた。

東映スタッフの来社の目的は、今秋封切予定の「まぼろしの邪馬台国」の現地ロケ等への協力依頼。言うまでもなく同作品のテーマは、我が島原の宮崎康平&和子夫妻の生き様に焦点を当てたものだ。

主演は和子夫人役の吉永小百合さん。康平先生役は竹中直人さんが演じる。脚本は一昨年のNHK大河ドラマ「巧妙が辻」を書いた大石静さん。監督は新進気鋭の堤幸彦さん。

若き日の〃長浜和子さん役〃を、お孫さんの香蓮ちゃん(島一中2年)が演じるのも、大きな見所の一つだろう。

この日の打合せには香蓮ちゃんの父親で、「FMしまばら」のパーソナリティとしても活躍している春而さんも同席、貴重なアドバイスをくれた。

同スタッフによると、島原ロケは今月の後半から来月初めにかけて行われる予定。お許し頂けるなら、小生もエキストラとして出演するつもりだ。

ただ、幾つか気がかりな点がある。映画の世界の〃掟〃なのかどうか知らないが、ロケ開始まであと2週間足らずだというのに、現地との接点が薄いような気がする。

同時に、今回の映画誘致に対して、地元関係各機関の〃熱意〃が杳(よう)として伝わって来ないのも解せない。

佐賀では「がばいばあちゃん」の二匹目のドジョウを狙って、古川知事らが〃秋波〃を送っている、とか。そんな話を聞くと、余計心配が募るのである。

宮崎さん夫妻が島原半島に収まりきれずに、九州全域を舞台に活躍されたことは〃周知の事実〃であり、否定はしない。ただ、地元としての受入態勢を考えた場合、余りに安閑としていないだろうか?

相手は「東映」という大配給会社。しかも、主演が「吉永小百合」(国民的大女優)という〃大事な局面〃を軽んじ過ぎていないだろうか。

「観光業は裾野が広いので、地域を挙げて力を入れていく必要がある」「定住人口の増加は望めそうもないので、今後は交流人口をどう増やしていくか」 - 。普段よく耳にするこうしたフレーズは〃空念仏〃なのか。

「市町村合併」が進み、近い将来の「道州制」が論議され始めた現在。そうしたお上主導の「行政枠」に埋没しないよう努めるのが地方の生き延びる道だろう。必要なのは地域固有の「ブランディング」だ。

「宮崎康平&和子」というれっきとした〃島原ブランド〃を他所に略奪されていいの?佐賀人の歩いた跡にはぺんぺん草も生えないと言うではないか!?