土産に素麺と焼酎 - 小百合さんも〃肉離れ〃 -
6日夕刻、映画『まぼろしの邪馬台国』(東映)の島原ロケを終えた堤幸彦監督と主演の竹中直人さんが弊社を訪れ、「FMしまばら」に出演してくれた。
予定では午後7時頃の到着ということだったが、当日のロケ(バナナ園)が想った以上にはかどったため、そのゲスト番組は5時前からスタート。
パーソナリティを務めたのは、宮崎春而(シュンちゃん)と菅智憲(小にょろ)の両名。御大二人にも決してヒケをとらない堂々たる〃語り口〃にほとほと感心しながら、ガラス越しに眺めていた。
と、どういう成り行きか、小生もスタジオ内に引きずり込まれた。焦った!!スタジオ入りするのは、開局時に吉岡市長や坂本放送部長(九総通)と出演して以来だったからだ。
小にょろが日頃の恨みを果たさんと、急きょマイクを振ってきた。「社長もエキストラ出演されましたが、お二方に何か聞きたいことはありませんか?」。
一瞬、本物の竹中直人さんを前に、「何だ、バカヤロー!!」と〃怒り笑い〃を演じようかとも思ったが、立場上ぐっと我慢して当たり障りの無い質問をした。
堤さん(大分出身)は「九州の元気の象徴として宮崎夫妻を描きたい」と盛んに力説。島原については「水(湧水)をもっと前面に押し出して!!」との提言をくれた。
竹中さんはお得意のオトボケポーズで『島原の子守唄』を鼻歌で奏でながら「島原は素晴らしい。殊に素麺と焼酎が美味い!!」と、お世辞でなく、本当に気に入ってくれた様子。
そんな話を聞くと、何だかこっちも嬉しくなってしまって、急きょ一番街の「ひらかた商店」から素麺を取り寄せ、BTV(都城CATV)からいただいたばかりの「赤霧」を手土産に添えた。
これから先も佐賀県に移動してロケが続くとのことだが、小生もエキストラとはいえ〃出演者〃の一員として、何よりも島原半島住民の一人として今秋11月の封切を心待ちにしている。
ところで、憧れの吉永小百合さんとの〃面談〃は実現できなかったが、至近距離でご尊顔を拝むことはできたし、その肉声も耳にすることができた。それだけでも「十分に幸せ…」と思わねば、と必死で自分に言い聞かせている。
昨夜、そんな鬱屈した思いを胸に『昭和が明るかった頃』(文春文庫・関川夏央)を再び読み進めていたら、後半部に「小百合さんの肉離れ」について語ったくだりがあった。
それは昭和38年のこと。ご存知「日活純愛路線」の名コンビ、小百合&光夫が出演した『美しい暦』(森永健次郎監督)のロケ先、長野・松本での出来事だ。
この時、小百合さんは先輩の長門裕之さんの教えに素直に従って、治療に専念した、とのこと。なぁーんだ、小百合さんもマモちゃんも一緒ジャーン!?
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