2008/03/20

げに有難きは友人なり - 熊日の幹部の方と意気投合 -

知人の還暦祝や県外出張にと相も変らず落ち着きのない日々を送っている。その中でまた新たな出会いが生まれたり、或いは問題を背負い込んだりと…。平穏な生活は一体いつ来るのだろうか?

まあ、そんなことはともかくとして、友人とは有難いものだ。つい昨日(18日夜)も、熊本の居酒屋でその思いを深く噛みしめてきた次第だ。

同行して下さったのは伊勢屋旅館社長の草野肇先輩。母校剣道部(早稲田)のOBで、今では熊本日日新聞の幹部となられている方をご紹介いただいた。

その方はとても気さくな人柄で、八代出身だが高校時代は熊本市内の済々黌(せいせいこう)に学んだ、という。小生は島原で新聞やCATV等の経営に関わっている旨を伝えて、後の指導を仰いできた。

同氏は、すっかりイモ焼酎に席巻された感のある焼酎界の現状を憂い、「熊本に来たら、コメば飲まんば!!」と、情け容赦なく注ぎ足して下さった。もっとも最後の方は〃手酌〃であったが…。

おかげですっかり酩酊してしまったが、草野先輩が「もう一軒行こう!!」と言うので、訪ねたのがホテル最上階のバー。

と今度は、そこのマネージャーが小生の中学時代の同級生。ほうほうの体で部屋に戻ったら、ガーリックトースト(山盛り!!)が差し入れしてあった。

別段、紹介を受けたり、物を頂戴したから言うわけではないが、友達(先輩も後輩も)とは、本当に有難いものだ。

〃人脈〃と言えば、何となく胡散臭いが、さして貯蓄もなく教育費に追われる我が身にとっては、それのみが〃財産〃である。

振り返ってみると、剣道もしているわけでもないのに、いつの間にか周囲には剣道関係者が多い。それもこれも草野壬二郎大先輩(元小浜町長)のお蔭である。

宮崎康平先生との初めての出会いも、当時、草野先輩が所属していた母校剣道部の「九州遠征」と同時であった。

昨夜の宴席もその話題で大いに盛り上がったのだが、「いま吉永小百合さんの主演で映画化の話が進んでいますよ」と報告したら、我がことのように喜んでくれた。

その「康平忌」(16日)はいつになく多くの参列者でにぎわった。やはり「映画」の影響が大きいのであろう。

今回の「思い出話」の登壇者は元長崎県総務部長の小田浩爾さんだった。もとより屈指の〃雄弁家〃であるから話の内容は面白く、初めて聞く種々のエピソードに笑い転げた。

そうか、小田マジックの〃精神的支柱〃もやっぱり康平先生だったのか!!一人そんな思いを噛みしめながら、もう30年以上も前の〃初対面〃のシーンにプレーバック。

あれはご自宅だったか、バナナ園だったか…。