不審火の犯人つかまる - 偽装に〃カボチャ〃使うな!! -
詳しくは〃本文〃をお読みいただきたいが、不審火の犯人が13日、ようやく捕まった。手元に資料がないので初犯がいつごろだったか忘れてしまったが、かれこれもう2カ月くらい経つだろうか。
直接〃被害〃をこうむられた方々ばかりでなく、周辺の住民も随分と不安な日々を余儀なくされた。幸いにして〃ボヤ止まり〃で済んだが、仮に本格的な火災となって犠牲者でも出ていようものなら…。
被疑者がどんな人物か、或いはまたどのような境遇なのか知る由もないが、その咎(とが)は厳しく問われて然るべきである。
確かに人的な被害はなかった。だが、火の手を見たショックで愛犬が亡くなったという〃悲劇〃もあるや、に聞く。飼い主にとっては〃家族〃も同然だったはずだから、恨んでも恨みきれまい。
「安心」「安全」は、何はさて置いても、行政運営上の「大きな柱」である。別の表現で言えば、「治安」の維持だ。
これに「法」が付くと、何かしら思想的な小難しい話になってしまうが、誰だって夜は枕を高くして寝たい、に決まっている。
その、人間として至極当然な〃欲求〃を、犯人は無慈悲に引き裂き、長きにわたって不安に陥れたのである。まったくもって怪しからん話だ。
「怪しからん!!」と言えば、中国産の野菜を国内産と偽って出荷していた島原市内の食品製造業者が摘発された。今だから明かせる話だが、実はこの件については、弊社もあらぬ嫌疑をかけられていた。
とは言っても、それは警察や行政関係者からということではなく、ネット上の「ホームページ名」のこと。事もあろうに、その会社の関連サイトに「カボチャ畑」というタイトルが冠してあったのだ。
知り合いの放送記者から電話をもらったのは、事件が明らかになる2日前のこと。
「まさか、清水さんの所ではないでしょうね」。藪から棒の質問に、事の真相がつかめないでいたが、事実が明らかになるにつれ、段々と腹が立ってきた。
もちろん「カボチャ」は普通名詞であるから、誰がどう使おうと勝手な話だが、今や社会問題と化している〃偽装表示〃とリンクしていようとは、思ってもみなかった。
こちらも幸いにして〃実害〃までには及んでいないが、愚直な「カボチャ」のイメージを逆手にとった〃猪口才な仕掛け〃に開いた口がふさがらない。
ところで、「統計」は取っていないが、このところ毎週のように日曜日は雨天である。これでは屋外の「観光施設」はたまらないだろう。
「泣く子と地頭には勝てぬ」とは昔からよく言われた喩えだが、お天道様には誰も抗えない。火付けも偽装屋も、陽光のもとでしっかり反省しなさい!!
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