2008/05/10

戦略的互恵主義って!?…2回目のゲストは森本元会頭

‐(株)ケーブルテレビジョン島原専務 清水眞守‐

昨報は腹立ちまぎれに品のない書き方になってしまった。反省している。でも、悪いのはあくまでも〃花泥棒〃の方である。

さて、今週末から来週末にかけて各種行事が「目白押し」だ。物事が押し詰まっている様を、どうして「目白押し」と言うのだろうか。調べてみた。

岩波国語辞典によると、語源は木の枝に多数がとまるメジロの習性から来ている、ということだ。

関係ないが、我が愚息(長男)は東京の「目白」(文京区)にある学生寮で暮らしている。椿山荘と田中真紀子邸に挟まれている、閑静な住宅地だ。

その父、田中角栄元総理は、昭和47年に中国の毛沢東主席や周恩来首相(当時)らと会って、日中国交正常化の扉を開いた。

たまたま昨晩テレビを観ていたら、来日中の胡錦濤国家主席が、福原愛ちゃんと卓球を楽しんでいるシーンが映し出されていた。

大中国、13億の民を束ねる超エリートだろうが、その表情は温和な感じがした。だが、その実は分からない。それが「中国」「国際政治」というものだ。

新聞の見出しにも取られている「戦略的互恵主義」という表現がいかにも気にかかる。「戦略的」はともかくとしても、「互恵」となると、なかなかに難しいに違いない。

世の中はなべて「あちらを立てれば、こちらが立たず」という構図で成り立っているからだ。いずれにしても、市井の一般庶民としては、その成行きを見守るしかないのだが…。

閑話休題。今日9日は島原鉄道創立百周年の記念式典の日だ。小生も、この原稿を書き終えた後、会場の小涌園に向かう。

それにしても、この記念すべき年に、「南線」の廃止に踏み切らざるを得なかった塩塚社長の心中はいかばかりか…。

全ては歴史が断を下すことになろうが、列車が走らなくなって錆が目立ち始めたレールを見るにつけ、心が痛む。

週明け12日には、金子知事が島原市を視察する。実は、弊社もその訪問先の一つに選ばれていて、今から緊張している。

以前、知事室でお会いした時の印象からすると、相当せっかちなお人柄のようだ。くれぐれも粗相がないようにしなければ!!

その日の夜には、第2回目の生中継番組「ターニングポイント」(午後7時~)が控えている。ゲストは島原商工会議所元会頭の森本元成さんだ。

当社の取締役であり、普段から何くれとなくお知恵を拝借している方だが、「生放送」となると一筋縄ではいかない。これまた緊張する局面となりそうだ。

そして来週末はいよいよ「関東島原半島会」の創立60周年記念式典(東京プリンス)。出席者は予定を遥かに超えて700人に届きそうだ、というメールが来た。