2008/05/15

教育界に大きな一石!!…あの藤原フェローとも面識

‐(株)ケーブルテレビジョン島原専務 清水眞守‐

「骨身を削って働け!!」(昨報)と言われても、今朝体重を計ったら、丸呑み効果で、さらに何キロか増していた。一体、どこまでいくのだろう…。

さて昨夜は、映画「まぼろしの邪馬台国を成功させる会」というパーティが小涌園で開かれ、久々に女優、宮崎香蓮ちゃんと出会うことができた。

しばらく見ない間に随分と大人びて、垢抜けていた(古臭いなぁー)が、そこはそこ、年齢はまだ14歳、島原一中の3年生だ。

ロビーでの時間待ちの間に、母親の千絵さんが紹介してくれたが、「あっ、今流行(はや)りの人だ!!」と、丸い目をさらに丸くして微笑んでくれた。

「今流行りの」???一瞬、何の事かと想いを巡らしていたら、理由は単純至極「メタボのおじさん」ということだった。

チクショー、今に見ていろ香蓮ちゃん。おじさんも見違えるばかりのシャープな体型になって、そう例えて言うなら「高倉健」のようになって、映画で競演しようではないか!?

そんな〃妄想〃を膨らませながら、家路につく前にエキストラ仲間のお店で一杯。植木等風に言うなら「これじゃダイエットに良いわけないよ…」→「分かっちゃいるけど止められない!!」てもんだ。

ところで、一昨日から本紙で連載が始まった平井雷太さんは、宮崎康平さんの文学仲間で早稲田の後輩でもある吉田安弘さんの息子さん(次男)だ。確かご長男は以前、日本航空のロンドン支店長を務められていたはずだ。

その辺りの事情はいずれご本人が寄稿の中で触れられると思うが、文中に出てくる東京・杉並区立和田中学校の前校長、藤原和博さんのことについて少し触れたい。

藤原さんはリクルート社の出身で、現役時代は伝説上の凄腕社員だった。もう10年も昔の話だが、藤原さんは突如退社した後、再び「フェロー」(年俸契約の客員社員)として同社に迎えられる。

当時、小生もその華麗なる転進ぶりと合理的な考え方に魅かれ、何冊か著作も読んだ。講演を聴いたこともある。ちょうどその風貌は、歌手の「さだまさし」のようだった。

それがいつしか教育界へと乗り込み、公立学校長に就任されたのは、2度目のビックリだった。リクルート仕込みのアイデアは教育現場でもいかんなく発揮され、「よのなか科」という実学的な授業体制もスタートした。

最近では同校に「塾」のシステムを導入するなどして物議をかもしているが、旧弊や固定観念に縛られない「自由な発想」と「行動力」は、傾聴に値するものだと高く評価している。

今、我が国の教育界は大きな転換点、いわゆる「ターニングポイント」を迎えている。同連載が島原半島地域の教育の在りように大きな一石を投じてほしい、と心から願っている。