2008/05/22

マツバボタンは凄い!!…老いるほど頭を垂れる…

小学生の頃は「廊下は走るな!!」との教えで育ってきたが、同じ〃響き〃でも「老化」の方はなぜか〃駆け足〃でやってきているような感じだ。

連日の早朝散歩のおかげで腰の具合は極めて良好。ところが、背骨部分が軽くやばい。立ったまま物を拾おうとすると、実に変な音がするのだ。機械で言うなら、「油切れ」の兆候だろうが、もうこれ以上の「脂肪注入」は危険を伴う。

いやー、それにしても痩せない。連休中に登山した絹笠山山頂でおさまった記念写真を、昨日頂戴したが、我が事ながら、何とも論評のしようがない。

歩き始めて、かれこれ1カ月以上が経つ。ところが、痩身効果のほどはサッパリ。食事もこれまでご飯3杯だったところを1杯半に抑えているのに…。

本当に「継続は力」なのだろうか…と、つい疑ってしまうが、「途中で諦めるから失敗。成功するまで続ければ成功なのである」との森本元成さんの教えで何とか踏み止まって頑張っているというのが実情だ。

ただ、早起きはとても気持ちが良い。澄み切った空気を胸いっぱいに吸い込んで歩いていると、何だかウキウキしてくる。堀端では、小鳥のさえずりに混じって、ウシガエル(食用)の鳴き声も。島原外港ビルで土産物店を営むM氏の話によれば、同カエルは抜群の〃精力源〃というが、真偽のほどは定かでない。

それより、会社の花壇に水を撒きながら我が身の〃衰え〃を日々実感している。花の名前はマツバボタン。この花は見るからに生命力が強そうで、朝からギンギンの状態で〃屹立〃している。男性諸氏には改めて説明は不要だろうが、いわゆる〃朝立ち〃の勢いである。

今では都知事となった石原慎太郎氏を世に送り出した『太陽の季節』の主人公は、それを用いて障子紙を破いたというが、本当だろうか?大体において、この手の話は〃誇張〃を伴うもの。従って「水に浸けたバスタオル何枚かの重みに耐えた」などという〃武勇伝〃は眉唾に違いない。

「実るほど頭を垂れる稲穂かな」をモジって言えば、「老いるほど頭を垂れる息子かな」といったところだろうか。情けない…。

ところで、関東島原半島会のパーティ会場で、久方ぶりに荒木ミサ子先生とお会いした。御年80云歳のご老体だが、元気溌剌とされていて安心した。

その荒木先生が、小生の顔を見るなり取り出したものが、近所の「とげ抜き地蔵」で買い求めたというお守りセットだった。

面食らう小生を前に本場仕込みの〃島原弁〃が炸裂した。「アタンな魚ん骨ば引っ掛けたげなとん。こいばいつでん持っときなんへ。そしたら大じょぶ」。

荒木先生、有難うございました。とこっで〃言う事ば聞かん息子〃の教育はどがんすれば良かっじゃろかい?