2008/06/01

記念日から世を眺める…今日は「世界禁煙デー」だと

‐(株)ケーブルテレビジョン島原専務 清水眞守‐

本稿執筆時点ではまだ5月31日だが、掲載日付は6月1日。夕&朝刊兼用、島原新聞の特徴の一つで、最初に目にする人はまず面食らう。

さて「今日」、つまり6月1日は「気象記念日」、「写真の日」、そして「人権擁護委員の日」とある。

ものの本によれば、1875年のこの日に、気象庁の前身である東京気象台が設置され、地震観測と日に三度の気象観測が始まった、という。

次に「写真の日」。東洋日の出新聞に掲載された「オランダ人による長崎での島津斉彬公の撮影日」(1841年)が起源とされているが、後にこの記事は間違いであることが判明。しかし、そのまま記念日とされている、とか。

「人権擁護 - 」はぐっと時代が下がって、太平洋戦争後の1949年ということだ。

写真で思い出したが、昨日(5月30日)、久しぶりに有明町大三東の「西川写真館」を訪ねた。運良く、館主の成子さんが居てくれて、美味しいお茶をご馳走になった。

聞けば、今日(6月1日)から新しいスタジオが一部オープンする、という。意図したかどうか知らないが、「写真の日」に合わせるあたりは流石(さすが)。ピントぴったし、西川さん!!

今でこそデジカメの爆発的な普及で、誰でも簡単に写真が撮れるようになった。しかし、一昔前までは、ピントはもちろんのこと、絞りやシャッタースピード等の細かな「技術」が求められたものだ。

小生は元々不器用な性質で、新聞記者になるまではさほどカメラをいじったことはなかった。ただし、失くすことに関しては天才肌で、一回の欧州ツアーで計3台も紛失した苦い思い出がある。

その悪い癖は新聞記者になってからもいかんなく発揮され、噴火災害当時、「島原生き残りと復興対策協議会」の東京での活動記録を収めたカメラを、羽田空港のカウンターに置き忘れてきてしまった。

間もなく一周忌を迎える前島原市議の内田憲一郎さん(西八幡町)から、盛んにからかわれたことも懐かしい思い出だ。

ところで、今日(この原稿を書いている5月31日)は、「世界禁煙デー」ということだ。1989年にWHO(世界保健機関)が制定した、と。

残念ながら、まだ禁煙ができないでいる。特に本欄を担当するようになって、ますます煙草好きが高じてきているようだ。

ただし、車の中ではまったく吸わなくなった。それだけでも1日あたりの喫煙本数はかなり違う。総数で言えば、半減したことは間違いない。

誰に言われるまでもなく、健康に悪いことはよくわかっている。だが、健康は肉体面ばかりでない。精神上の健康も大事だ。あー、やっと1本書き終えた。一服が美味しい!!