2008/06/13

バナナ痩身術に挑戦…すっかり習慣化した散歩

‐(株)ケーブルテレビジョン島原専務 清水眞守‐

散歩を始めて早2か月が経過するが、「痩身効果」で計ると、今のところ「ゼロ」。ただ、歩き始めの時点からすれば、少なくとも増えてはいないので、幾分か「抑止力」は働いているもの、と想える。

最近では同伴者の方がやけに熱心になって〃早朝編〃に加え〃夜バージョン〃まで提案してきた。聞けば、「脳梗塞の類いは大概寝ている時に発生するもの」と、まるでお医者様のような答え。

「へいへい、さいでっか。そらー、よろしゅおますな」と軽口で応じたら、「別に歩きたくなければ構わんけど…」と、突き放しにかかる。「いやいや、そのお心遣い、誠に痛み入ります。ありがとう!!」。

かくして、すべてにおいて〃平和主義者〃の小生の一日は、早朝6時頃からの散歩でスタートするのであります。

コースは定まっておらず、通常はお城周りを早足で3~4周。天気の良い日は、長浜海岸から猛島神社下を通って北門交差点へ抜け、田屋敷通りで仕上げる。所要約1時間。

少し前は、車で総合運動公園まで乗りつけ、1周約600メートルのグラウンドをグルグル。元島原消防署長の本田五郎さんは〃常連〃のようで、歩き方にも何かしら風格が漂っている。

お城にしても、猛島海岸にしても、また運動公園にしても、天候に恵まれた時の「島原の日の出」は最高で、海の向こうから昇ってくる太陽の姿を拝むと自然と頭が下がる。

さて、本県(九州北部地方)も十日から梅雨入りしたとのことだが、すでに習慣化しつつある散歩のペースが狂ってしまいわないか、心配である。

何せ、今となっては、歩かないことには体調が覚束ない。かと言って、傘をさしてまで歩く気はしない。水不足にならない程度の雨量は欲しいが、勝手ながら一日も早い梅雨明けを望む。

ところで、散歩とともに新たに取り組んでいるのが「バナナダイエット」。と言っても、まだ始めて三日目だ。

昼休み時間中に会社のテレビ見た番組の影響だが、これが今のところ、すこぶる合っているような気がする。何だか体調が良い。

そう言えば、プロテニスのプレーヤーが試合の合間にバナナを食しているシーンを何度か見かけたことがある。こちらはプロではないが、ゴルフ場でもしかり、だ。

同番組によれば、バナナは脂肪を燃焼させる成分を含んでいる、とか。真偽のほどはともかくとして、関連本も出ているくらいだから、しばらくは信じて続けてみよう。

余談だが、始まり当日、一本のバナナを慈しむように口に運んでいた小生の姿を憐れむように、母がポツリ。「昔は貴重品だったけど、食べ過ぎて疫痢に罹った人もいるからね」。

疫痢か?久しぶりに聞く伝染病名だなー。