「端境期」はびこる…世界に羽ばたけ地方都市!!
‐(株)ケーブルテレビジョン島原専務 清水眞守‐
こういうのを「端境期」と言うのだろう。二度、三度と花屋さんに行くのだが、これといった「手頃な苗」が見当たらないのだ。
早朝の散歩でも、お城周りや住宅街を歩き回るのだが、綺麗に咲き誇っている花壇を見かけることはまずない。寂しい限りだ。
政界では、早咲きで三期目を決めた「仏頂面」の小沢一郎民主党代表を取り囲むかのように、自民党総裁選が行われているが、必ずしも「百花繚乱」との表現は当てはまるまい。
今日(16日)発売の某週刊誌の記事では、「麻生有利」の影に「政界再編」の動きもにわかに活発化している、とか。
いずれにしても、あと1週間後には新しい「総理・総裁」が誕生する。その後に「解散」→「総選挙」といったシナリオが控えているが、11月には米大統領選に加えて、島原市長選も施行される。
こうした視線で「世の中の動き」をじっくりと眺めてみれば、すべては「端境期」の様相である。果たして、次なる「市長」「総理」「大統領」はどなたに決まるのだろうか?
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先週末から今秋初めにかけて「県外出張」が相次いだ。いずれもあいにくの雨模様であったが、それなりに「目標」は果たせたもの、と思う。
最初に訪れた博多(福岡)では、10年ほど前から色々とご指導をいただいている方が、夏場に新たにオープンされた「お店」にお邪魔した。
瀟洒(しょうしゃ)な造りだった。店内の雰囲気も素晴らしかったが、中州名物の「屋台街」が一望できるロケーションの良さには「感動」すら覚えた。
都城(宮崎)へは、日曜出発。すでに何度も足を運んでいるので、きっちり時間通りに到着した。
目的は、現地のBTVケーブルテレビが主管して開催している「第6回国際アマチュア映像祭」(外務省、宮崎県などが後援)に参加するため。
当社制作スタッフが出品した『火山とともに』はグランプリ部門にノミネートされていたが、栄冠はロシア代表(イルクーツク)にさらわれた。残念だが、次回以降に出直しだ。
同映像祭には、ロシアのほかポーランド、韓国、モンゴルなどが参加。幕間には、各国の民族衣装をベースとした「ファッションショー」も開かれ、会場を埋めた約1400人の観客のタメ息を誘っていた。
驚くのは、こうした大がかりな国際イベントが事実上、地方都市の一ケーブル局の単独主催で開かれていること。資金面での手当てもさることながら、受け入れのスタッフの苦労も並大抵ではなさそうだ。
旧知の幹部社員は「ここ数日ほとんど寝ていません」と目を真っ赤にしていたが、言葉とは裏腹に動きは生気に溢れていた。
もう「地方(田舎)だから」という論理は通用しない、と改めて痛感した。
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