2008/09/19

イチロー記録達成へ!!…長寿日本一と同じ誕生日

‐(株)ケーブルテレビジョン島原専務 清水眞守‐

奇しくも2年前の今日(18日)。そう51歳の誕生日の当日、台風災害に見舞われたことを覚えている。No.はこれまた奇しくも同じ「13号」だったが、幸いにして今回は直撃を免れた。

この時を境に、当社は思い切って経営方針の転換を図った。それまで固執していた「IP告知機能付き端末」から「コミュニティFM放送」へと、大きく舵を切ったわけである。

結果は「大成功」だった、と思う。同時に開発に取り組んでいた「無線LANシステム」は、監督官庁の総務省がこの春、次世代の「ユビキタス社会」へ向けての有力ツールの1つに選んでくれた。

ここで「有頂天」になってはいかん、と手綱を引き締めていたら、今度は在京のビジネスパートナーの会社から、韓国の大手メーカーとの「共同実証実験」の話が舞い込んできた。

中身については「企業秘密」だが、一つの決断が導いたプロセスとしては我が事ながら面白い。まさに「事実は小説より奇なり」である。

まあ、仕事の話はこれくらいにするとして、会社で弁当を食べながらNHKの昼のニュースをみていたら、日本人最高齢者の話題を取り上げていた。

その方は宮崎県都城市在住の田鍋友時さんという男性で、御年百十三歳。男性に限って言うと、もう数年前から「世界一の長寿者」だそうだ。

田鍋さんが生まれたのは、日清戦争翌年の明治28年9月18日。昭和30年生まれとの筆者とでは、丁度60年の開きがある。

そうか、田鍋さんと同じ誕生日だということは、筆者にも「長生きの可能性が高い」ということかと改めて手相を眺めてみたら、生命線が殊のほかに長い。親指の下の辺りでいったん底を打って、上昇の気配すらうかがわせている。

でもなあー、この調子であと60年生きろと言われても、少し考え込んでしまうよなあー。もう少し張りのある人生を望みたい。そう、マリナーズのイチロー選手みたいに!!

そのイチローはこの日、8年連続で200本安打を達成し、107年ぶりに大リーグ記録を塗り変えるのはもう時間の問題だ。

これまで9月18日と言うと、自分の誕生日以外には昭和6年に起きた「柳条溝事件」くらいしか記憶になかったが、田鍋さんとイチローのおかげで少し救われた気分になった。

ところで「リーマン・ブラザーズ」という米国の大手証券会社が破綻した。ニュースでは、ホリエモンによるニッポン放送買収劇の資金源という紹介ばかりがなされているようだが、150年を超えるその歴史からして、日本政府との関連も深かったはず。

後に「ダルマ宰相」と呼ばれた高橋是清(日銀総裁)が日露戦争後の財政難当時、外債集めに奔走していた際に、お世話になったことなどはなかったのだろうか…。


1 Comments:

At 24/9/08 00:13, Anonymous 匿名 said...

日露戦争の際に日本の資金調達に手を貸したのは、後にリーマン・ブラザーズと合併したクーン・ローブ社ですね。

クーン・ローブ社の協力のおかげでその当時の国家予算を上回る資金を調達できたとのことです。

 

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