芝桜公園にご協力を!!…今日でめでたく500回
‐株式会社ケーブルテレビジョン島原専務 清水眞守‐
この季節、堀端を歩いていると、時おり風が吹き抜け「桜吹雪」が舞う。日本人として「風情なるもの」を感じる一刻だ。
しかし、その桜花もあと数日の命。「散る桜 残る桜も 散る桜」 - 。良寛上人辞世の句の一つだと言われているが、本に「世の無常観」を言い尽くしている感がする。
さて、次なる桜はシバザクラ。3月上旬に、市民ボランティアなど約二百人が参加して、上折橋地区の砂防指定地に植えた約2万5千株の苗がいよいよ大地に根づき始めた。
県の締切堤防上から眺めると、ピンクの花芽が一番目立つ。と言うより、成長が早いようだ。筆者も「芝桜公園をつくる会」(足立進一会長)のメンバーとして、満開の時期を楽しみにしている。
実は当社も、植栽当日に、事務局より80株(2種類)の苗を頂戴して、10基ほどのプランターで育成に努めている。
成長が顕著になったのは、1週間ほど前から。目の前のソメイヨシノと入れ替わるように、一斉に花が咲き始めた。こちらもピンク系が先行し、ホワイト系が後を追う格好だ。
昨日行われた報告会によると、募金目標250万円に対して、まだまだ半分の達成率。同会では「新たな観光名所として是が非でも成功させたい!!」と、さらに市内外の事業所や団体・個人等に協力を呼びかけていく方針。
趣旨に賛同いただける方はどうぞ、十八銀行島原支店普通預金「1001083」、親和銀行島原支店同「1844910」まで振り込んで下さい。
団体は1口=1万円以上。個人の場合は千円から受け付けている。このほか、外港ターミナルビル内の同会事務局でも取り扱っている。
ところで、本コラム欄も今日でとうとう「五〇〇回」の節目を迎えることになった。一回当たりの執筆量は原稿用紙にして2枚強だが、何より続けていくこと自体がシンドイ。
他の仕事も抱えているので時々「ズルしたい」と思って休ませていただくことも度々で申し訳ない。ただ、最低週3回は自らのノルマとして課している。
時おりネタに困り果て、母や三男坊を〃犠牲〃にしてしまっているが、これからは厳に慎みたい。そのためには、もっともっと「観察眼」を磨いていかねばならない。
見ようと思えば、見えるのだ。物事の真実や数々の問題点も。シバザクラの場合も決して〃例外〃ではない。今まで気づかないままに過ごしてきたが、大手川沿いのポケットパークには、すでに何年も前から花が咲き誇っていた。
「構想」を生かすも殺すも、全ては人次第である。個人的には、市役所の皆さんにもっと関心を持っていただきたい。そうなれば、必ず「満開」する。
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