2009/04/04

明眸皓歯が美人の条件…紅毛&眉無族に苦言を呈す

‐株式会社ケーブルテレビジョン島原専務 清水眞守‐

どうにかこうにか持ちこたえていた〃天気〃がとうとう泣き出した。これで今年のサクラはもう終わりだ。残念…。

窓の外を眺めると、水溜りの中でカラスが一羽水浴びをしている。少しだけ浸かったと思うと、もう次の瞬間には羽根をブルブルと震わせて飛び立って行った。これぞまさしく〃カラスの行水〃。

一方〃カラスの濡れ羽色〃という言葉は、真っ黒で艶のある色合いの喩え。つまり、日本女性特有の黒髪の美しさのことを指すが、最近は余り見かけない。周囲を見渡せば、老若男女、美醜を問わず染めまくっている輩が多い。

自慢ではないが、髪の毛を染めたことなど一度もない。〈身体髪膚、これを父母に受く。あえて毀傷せざるは孝の始めなり〉

有名な『孝経』の一節だが、まさにその通りだと思う。だいたい日本人に〃紅毛〃が似合うはずもない。それを愚かにも実践してしまうところに、現代日本の病巣がある。

美容外科やファッション業界を敵に回すつもりは〃毛頭〃ない。筆者には、美的センスがないのかも知れない。ただ自分自身、そう思い込んでいるだけだ。

お隣、韓国では〃整形美容〃が大流行りだ、と聞いた。ひょっとして大好きなチェ・ジウも整形しているのでは…などと想ったりもするが、彼女の髪の毛が黒だったか、栗色だったかの記憶は定かでない。

まったくもって信頼のおけない〃審美眼〃であるが、別段、それが本人に似合っていれば構わない。だが、覚束ない土台の上で、華美に装えば装うほど美しさから遠ざかってしまうのが〃世の現実〃である。

漢字の四文字熟語に「明眸皓歯」(めいぼうこうし)という言葉がある。目元が美しく、歯が白いから転じて〃美人〃の意味だ。

韓国にその言葉があるのかどうか知らないが、術後に目指しているのは恐らくその〃境地〃だろう。その証拠に、日本でも人気の高い韓流(はんりゅう)スターの条件は、ほとんど例外なくその〃条件〃を満たしている。

誤解を恐れずに言えば、以前の韓国の人々の顔立ちは顎が張って、一重瞼(まぶた)というイメージが強かった。ところが、最近では真逆の路線を行っているようだ。

裏を返せば、それだけ彼の地では整形美容が盛んである、ということに他ならない。やはり〃噂〃は本当であったか…。

話は移って北隣。件の〃将軍様〃に関しては、「シークレットブーツを履かれている」という、まことしやかな内容の、週刊誌のグラビア記事があった。

真偽のほどはさておいて、余りに〃背伸び〃をされて〃核大国〃になられても困る。そうなれば、我が日本国民は〃眉をひそめる〃事態となるが、最近では〃眉無族〃の若者も多いようで…。