熊谷さん〃教授〃に…マツザキ先生も負けるな!!
‐株式会社ケーブルテレビジョン島原専務 清水眞守‐
島原市出身の画家、熊谷有展(くまがえ・ありのぶ)さんが1日付で、熊本市にある崇城大学芸術学部の教授に就任した。同時に、同大学院芸術研究科(修士課程)の美術専攻指導教員(教授)にも!!
先般行われた、恩師に当たる松崎善幸さん(島一中から有明中に転任)の「第85回記念白日会展・一般佳作賞」の受賞祝賀会の席上で明らかになった。
二人は松崎さんが島一中に新任教諭として赴任して以来の〃師弟関係〃。ともに島原高校から武蔵野美術大学(大学院)に学んでいる。
異なる点は、熊谷さんが当初から「油絵」の道を歩んでいるのに対し、松崎さんの元々の専門は「彫刻」。共通する点は、二人とも無類の〃酒好き〃。しかも〃酒豪〃。
筆者もとあるご縁で普段から親しくさせていただいているが、「熊は断然モノが違う!!」というのが松崎さんの口癖。
確かに、その輝かしい「受賞歴」(白日展内閣総理大臣賞、日展特選2回ほか多数)を見れば、その指摘があながち〃誇張〃ではないことが分かる。加えて、まだ40代そこそこの〃若さ〃で、斯界の最高峰「日展」の審査員。
祝賀会では、自身が選考委員を務めた熊谷さんが恩師の作品について言及。「決して贔屓目(ひいきめ)でなく、実力で勝ち取った受賞。今後の活躍にも大いに期待が持てる!!」とエールを送った。
一方、来賓で出席していた加藤県議は「旧くからの友人。失意の時に大きな希望と励ましをくれた恩人でもあり、(受賞は)我が事のように嬉しい」と顔をほころばせた。
同じく来賓の横田市長は「雲仙岳災害記念館で松崎&熊谷の『二人展』を是非実現してほしい。また松崎さんには、本来の彫刻分野でも頑張っていただき、北村西望先生のように大きな存在になってほしい」と注文を付けた。
これに対し〃主役〃の松崎さんは「ヨーカ、オイは安中ん松崎で良かとー」とハニカミを見せながらも、決然とした口調で次なる〃創作意欲〃について語った。一同、拍手喝采!!
と、ここまで書いて〃大事なこと〃を忘れていたことに気付いた。受賞作のモデルは、今春崇城大学(デザイン学科)を卒業した長女「U子さん」が務めている。
その後、気のおけない仲間同士の賑やかな宴会となったが、熊谷さんに言わせると、「時間的距離で島原市に一番近い大学は崇城大学ですよ!!」ということだった。
なるほど、言われてみたら確かにそうだ!!島原半島は熊本県に一番近い長崎県だ。熊谷さんをはじめ若手の芸術家も次々と育ちつつあるというし、地域としての〃今後の可能性〃を満喫した飲み会であった。
それにしても、松崎先生も、熊ちゃんも強い!!
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