2009/05/30

婿養子で必ず成功!!…名前に関するよもやま話

‐株式会社ケーブルテレビジョン島原専務 清水眞守‐

古くはアーメン、ソーメン、冷ソーメン。そして最近ではラーメン、つけ麺、僕、イケメン。自称「二枚目」の狩野英孝が登場して随分と経つが、笑いの質としては悪くはない。

こうした「語呂合わせ」の類いは他にも沢山あるので一々取り上げるわけにはいかないものの、身近な話題となると、つい身構えてしまうのも〃人情〃というものだ。

先日、別府出張から雲仙経由で帰っていたら、俵石展望台を過ぎた辺りで、ながせや社長の古瀬寛二さんから〃飲み会〃へのお誘い。「何しよっと?早よ出て来んね。網元に居るけん。みんな待っちょるよ」。

知らない間柄でもないので特段〃不思議〃でも何でもないのだが、唐突の感が否めなかったので気のない返事をしていたら、「あたんな今度〃カンジ〃ばない」との由。

一瞬何のことか分からなかったので「カンジはあたんじゃろもん」と答えたら、「バカ言うな!!今日島原法人会の総会のあって、あたんが新しか〃監事〃に選ばれたったない」と教えてくれた。

そう言えば少し前に、会長の宅島壽雄さん(県商工会連合会長)から島鉄の会議か何かの折に、「法人会ウンヌン」という話があったような気もする。その事を思い出して、ようやく合点がいった次第。

「カンジ」という名前でまず思い浮かぶのは、県議会議員の加藤寛治さん。それから北田物産社長の北田幹二さん。いやいや、まだまだあるぞ!!前九州毛織常務の高瀬さんもカンジ(寛治)だし、綿屋社長の伊藤さんもそうだ(官治)。ついでに言うなら、東京にいる我が可愛い甥っ子も松川幹司という。

今話題の「漢検」ではないが、こんなに「カンジ」だらけになってしまうと、本当に迷ってしまうではないか???

ながせやの寛二さんによれば、「カンジ会」という親睦団体まであるそうで、何とも羨ましい限りだ。しかし、その伝でいけば、「マモル会」というのがあってもおかしくはない。どうだろう、西川完君?

ただ、そのネーミングだと「何とかを守る会」という使い方が多く、まかり間違えば〃政治臭〃さえ付きまといかねないので、止めておくか。

話は飛ぶが、ガキの頃の筆者のあだ名は「マーチン」だった。今でも同窓会などがあると、その名前で呼ばれることも多い。

ただ正直なところ、当時はこの「眞守」という名前が余り好きでなかった。もっと男らしい名前が良かったのに…などと悔やんだりもしていたが、年を経るごとに段々と〃愛着〃が湧いてきた。

3月ほど前に上京した折に、宿舎の品川駅前で姓名判断をしてもらった。その時こう言われた - 「貴方は婿養子に行けば必ず成功します!!」と。今ではその診断を固く信じている。