2009/06/16

人生は「敗者復活戦」…大久保選手からプレゼント

‐株式会社ケーブルテレビジョン島原専務 清水眞守‐

17日夜、ワールドカップサッカー最終予選・アジアグループA組のチャンピオンチームを決める「日本VSオーストラリア」戦が行われる。

ただしこの試合は、すでに本選への「出場権」を得たもの同士の戦いだから、言い方は悪いが、「消化試合」のようなもの!?いやいや、そんな事は言ってはいけないか…。

そこで気になるのが、我らが大久保嘉人選手(27)=国見高出身=の動向。が、どうやら今回は欠場しそうな気配。ファン心理としては、あの闘志溢れるプレーを観戦できないのは残念なのだが…。《本当のことはわかりませんよ》

さて、その大久保選手から弊社発行の「もっぱらカード」の加入者向けに、何とも素敵なプレゼントを頂戴した。国際試合などで使用する公式ボールに、本人が直々に「サイン」を書き入れたものだ。

全部で5個を頂戴したのだが、1個は「特権」を利用して筆者がいただくことにする。《ゴメンナサイ…》つまり、残り4個が「抽選」の対象となるので、皆様どうぞお楽しみに!!

しかし、「本物」のサッカーボールがこんなに大きいものとは、つゆ知らなかった。サポーターならずとも、それらを前にして、スタジアムでの熱狂ぶりに「想い」を馳せるのも、また一興である。

その点、ゴルフのボールは余りにも小さいが、これが思い通りに運ばないこと甚だしい。《筆者の場合ですよ》最近では少しだけ「思い」が伝わるようになったが、まだまだ「名人」の域には程遠い。《当たり前だろうが!!》  
 
考えてみれば、サッカーもゴルフも…。いや、スポーツはすべて単純極まりないゲームだ。野球だって突きつめれば、「投げて」「打って」「捕って」「走る」だけの競技である。陸上や水泳はさらにシンプルだ。

だが、その「単純さ」故に人々は「熱狂」する。観る側も、観られる側も。何となれば、そこには「筋書きのないドラマ」が時に用意されているからだ。

負けてよし。勝ってよし。ルールに従って精一杯のプレーができれば、それでよし。ラグビーにおける「ノー・サイド」とは、誠にもって言いえて妙な表現である。

「人生は敗者復活戦」というのが、筆者の前々からの持論である。誤解していただいては困るが、決して「敗北礼賛主義」というわけではない。色んな局面において、ただ、勝つことより、負けから学ぶことの方がより多いからだ。

高校総体に続き、中体連も終わった。優勝したチームや個人はさらに上の戦いに挑むことになろうが、どうか「敗者の悔しさ」を忘れないでいただきたい。

一方で敗れたアナタ。まだまだ先は長いぞ!!もちろん勉強も、だ。これから先もずっと「敗者復活戦」は続くのだから…。