2009/06/15

「はちきん」って何?…制度悪用で女性局長逮捕!!

‐株式会社ケーブルテレビジョン島原専務 清水眞守‐

15日はあいにくの新聞休刊日。厚生労働省の女性局長逮捕をはじめ、読みたいニュースが山ほどあったのに、何ともまぁー間(ま)の悪い…。

仕方がないので、営業の〃新人君〃をコンビニまで買いに走らせたのだが、真面目な性格そのままに、400円を渡したのに買ってきたのは1紙だけ。恐る恐る差し出してきた領収書に思わず苦笑した。

もちろん、読みたいのは昨日のプロ野球やゴルフの結果ではない。「女性キャリアのエース」とまで呼ばれた、同省の村木厚子雇用均等・児童家庭局長(53)の記事である。

中身については、テレビのワイドショーなどで繰り返し放送されているので重複は避けるが、「キャリア」とはいえ、この方は高知県生まれの高知大の卒業生だという。

失礼ながら、東大や京大といったお定まりの「エリートコース」をたどっていない点が、かえって興味を引く。「53歳」という年齢にも目が留まった。

というのは、かつての筆者のマージャン友達だった人間と「同期生」(旧労働省)に違いないから、だ。方や「局長」。ところで奴はどうしてるのだろう?

テレビ画面で繰り返し放映されている国会答弁の様子を見ても、到底「悪い人」には思えない。「ひっつめ髪」の真ん中の部分がハゲたように見えるのは、恐らく伸びかけた白髪のせいであろう。

地方国立大出とはいえ、頭脳明晰で入省成績も抜群であったろうし、省内の出世競争を勝ち抜いているところを見ると、性格も土佐特有の「はちきん」に違いねーぜよ。

いずれにしても、今回の事件の「裏」にはきっと何かある。テレビのコメンテーターが言っているように、またぞろ政治家の影がちらつく。

そういった意味では、村木局長も「被害者」なのかも知れない。いやいや、分かっていて手を染めたのだから「確信犯」ですよ。まあ、見方は色々だ。

説明が遅くなったが、「はちきん」とは豪快な土佐男の気質を表す「いごっそう」と対比される、しっかり者の土佐女のこと。記事を書きながらネットをめくっていたら、たまたま面白い「語源集」に巡り合えたので、紹介しておく。

それによると、「はちきん」を感じで書くと「八金」。すなわち、4人の男の○○○○を手玉に取ることから、「やり手」の女性を指すのだ、と。なるほど、言いえて妙である。

ところで、昨日は前市議の内田憲一郎さんの三回忌が護国寺で営まれたのだが、生前、内田さんが元気だった頃に紹介を受けたKさんも顔を見せていた。

法要の後で些か不謹慎だが、「○○○○」と聞けば、Kさんの「秘伝の技」を語らずにはおけない。ただ、今日の所は紙面の都合もあるので、内田さんの墓前に再度お参りして、お許しを得たうえで - 。