どこまでもゆこう…果たして「名門対決」や如何に
‐株式会社ケーブルテレビジョン島原専務 清水眞守‐
今はどうだか知らないけど、昔は「音羽」(おとわ)と言えば、「講談社」か、「鳩山邸」か、「ゆりかご会」(児童合唱団)か、を指したものだ。
そのうちの一つ「鳩山」さんが、このところやけに元気だ。兄の由紀夫さんが民主党代表に就任して「政権交替」の必要性を高らかに謳い上げる一方で、弟の邦夫さんは「正義」に殉じて総務大臣の椅子を棒に振った。
年配の方なら良くご存知だろうが、邦夫さんの奥様は元人気タレントの高見エミリーさんだ。今でも覚えているのは、風邪薬のCM。確か製品名は「ジキニン」と言ったが、ご主人は一文字違いの「ジニン」の道を選択された。
昨夜のテレビニュースでは、件(くだん)の辞任劇で「株を上げた」ことに気を良くしてか、仲間内の国会議員を集めて「天ぷらパーティ」なんぞを催されていた。
漏れ聞くところによれば、前総務相は大の「料理好き」とかで、毎朝、秘書の分まで賄われているというが、本当だろうか?もっともこれからは、大臣職を離れられたので「時間」はたっぷり取れるであろう。
いやいや、「裏」では実兄と繋がっているかも知れないし、仮に自民党内に残ったとしても、新たな「足場固め」で頭の中はいっぱいかも…。野次馬的にその心境を忖度(そんたく)すれば―〈どこまでもゆこう、道はきびしくとも♪〉といったところだろうか。
ところで、この歌は小林亜星さんの作詞・作曲で、今でも耳に馴染んでいるブリヂストンタイヤの名CMソング。そう、ブリヂストンと言えば、鳩山家に繋がるというわけだ。まあ「政界は一瞬先は闇」とまで言われてますので、くれぐれもご用心のほどを!!
一方、兄上は「政治家」にしては珍しい工学部(東大)のご出身。その特異な風貌から一時期は「宇宙人」とのニックネームまであったそうだが、ソフトな語り口がいかにも「育ちの良さ」をしのばせる。
ところが、ところが!!この方、なかなかの「情熱家」のようで、現在の幸(みゆき)夫人を射止めたのは、たまたま隣り合わせで座った国際線の機中。しかも「略奪婚」だったとか!?
以前、病院での時間待ちの際に読んだ女性週刊誌の記事なので、真偽のほどは定かでないが、筆者などにはとても真似のできない「離れ技」である。いや違う「寝技」か?
とまあ、カクカクシカジカ、盛んに気を吐く鳩山兄弟に、麻生総理はどう対抗していかれるのか。「タラ、レバの質問には答えられない」などと能天気なことばかりおっしゃっているのは、果たしてイカガナモノカ?
半世紀の時を超えてぶつかり合う政界の「名門対決」を見ていると、いつの間にか「世襲論議」を忘れてしまいませんか、ネー皆さん。
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