犯罪の種は尽きまじ…かわいそうな〃ノリピー〃
-株式会社ケーブルテレビジョン島原専務 清水眞守-
「浜の真砂は尽きるとも…」と辞世の句を述べたとされるのは〃天下の大泥棒〃こと石川五右衛門であるが、どうやら今の世の中でも〃犯罪の種〃は無尽蔵のようである。
月曜から出張を続けているが、各出先で新聞の社会面を読んでいると、本当に次々と色んな〃事件〃が発生している。紙面に掲載されていない分も合わせると、その数は相当なものであろう。
恥ずかしながら、事件が報道されるまで、押尾学という俳優が、あのアフラック(保険)のCMで一世を風靡した、矢田亜紀子さんの旦那だったとはつゆ知らなかった。
ここで一発!親父ギャグをかませば「尻〃尾〃を〃押〃さえられた」ということか!?どうか本人には、たとえ合成麻薬であっても立派な犯罪であるということをこの際しっかり〃学〃んでいただきたい。
てなことをブツクサ言いながら今朝の紙面を広げてみたら、今度はノリピー(酒井法子さん)の旦那が、覚せい剤取締役法(所持)の疑いで捕まった、との記事。おやおや、一体どうなってんの!?
だいたい職業そのものに「プロサーファー」なんてものがあるのか?しかも〃自称〃ときている。はっきり言って、こいつはノリピーの〃紐〃のようなものだったに違いない。
しかし、それより何より、東京・新橋で起こった祖母と21歳の孫娘の殺傷事件には驚いた。何が驚いたかって、孫の仕事を聞いてぶったまげた。
報道によれば、「勤務先は千代田区内の耳かきサービスの専門店」。まあ、世の中には色んな職業があるので、別段驚くに値しないのだろうが、「プロの耳かき」(?)と言われても、余りピンとこない。
正直言って「耳垢ぐらい自分でほじくり出せばよかとん」と思う。自慢ではないが、筆者は風呂に入るたびに綿棒を使っているほか、車の中にもちゃんとした竹製のオーソドックな製品を備えている。
加えて、会社の机の引き出しに入れているのは、丸善(本屋)のカウンターで買った軽金属の螺旋式の新製品だ。これはすこぶる気持ちが良いが、捕獲量にいまいち難がある。
いやいや、そんなことはどうでも良い。大事なのは、人間として「やって良いこと」と、「絶対にやってはいけないなこと」をしっかり見極めて、理解&実行しなければ!!
そのためには、他人様や目上の方々の仰ることを、両の耳で素直に受け止めること。「耳かき」本来の存在理由はその辺りにあるのだと思うが、これは余りにも穿ち過ぎか!?
旅先で期せずして目にした3つの事件報道。それぞれの〃関連性〃がないことは明白であるが、薬物の乱用を厳に戒めるポスターの中で「ダメ、絶対ダメ」と愛くるしい顔で語りかけていたのは、確かノリピーではなかったか?
0 Comments:
コメントを投稿
<< Home