2009/10/13

朋あり遠方より来る!…せわしない〃3連休〃でした

‐株式会社ケーブルテレビジョン島原専務 清水眞守‐

思いもよらなかった10月の3連休期間中に、思いもよらなかった電話回線の故障と、東京からの突然の賓客の対応に追われた。

電話に関しては、つい何ヶ月か前にシステムを変更したばかりだったので、もうスタッフ全員、びっくり仰天。「まさか?」の声が社内中に響き渡った。

ひょっとして、先週末から電話を下さった多くの皆様方に、多大なるご迷惑をかけてしまったのではないかと、週が明けた今でも〃心配〃が続いている。

恐らく陰ではこう言われているだろう。「フン、NTTの局舎に入っていながら電話が繋がらないとは、まったくもってシャレにもならんね」などと…。

事実そうなのであるから、敢えて申し開きするわけにもいかないが、原因は電話局(NTT西日本)にある。そのあたりを勘案していただいて、くれぐれもご寛恕のほどを!

ただ、電話の室内工事を間近でご覧になられた方ならきっと分かっていただけると思うが、その作業内容は傍目で見ても気が遠くなるほど〃複雑〃だ。

自慢ではないが、筆者にはまず無理!一本々々の細かな配線を繋ぎ合わせていく様は、まるで匠の世界を生きる〃職人技〃の領域である。

そう思って、改めて我が指先を眺めてみれば、短い上に先っぽもまん丸。愚にもつかないことを、グジグジと文章化する以外に我が生きる術(すべ)はなさそうである。

復旧作業は今日(13日現在)も続いているが、おかげさまで急場を凌ぐ措置だけは取られているようだ。ここは一つ成り行きまかせ、ということで…。

ところで、もう一個の〃予想外〃も変わらぬくらい唐突にやって来た。「明日そっちに行くから、ホテル取って!」。とは言われても連休の真っ最中。電話をあちこち掛けまくって、ようやく一部屋押さえた。

そう、「朋あり遠方より来る」(論語)の世界だ。嬉しくないはずがない。普段は国際ビジネスの最前線で世界中を飛び回っている人間が、「シマバラ」を名指しで訪ねて来てくれるのだから。

武家屋敷、島原城などを案内したのだが、十分とは言えないまでも、自分なりに熱を込めた説明を、これまた熱心に聞き入ってくれた。もちろん、夜は島原の〃食自慢〃だ。

2日目(連休最終日)、長崎に来たのにまだチャンポンを食べてない、という。「それなら!」と、わざわざ長崎市内まで出向いて、発祥の店「四海楼」を訪ねたが、予想通りの大混雑。

ただ、前日の「姫松屋」の賑わいぶりも決して劣るものではなかったので、心安らかに名物の錦糸卵と太麺をすすってきた。

あっ、そうだ。「小涌園」の月下美人騒ぎのことを忘れていたが、紙幅も尽きたので、また稿を改めて紹介することにする。総じて、何ともせわしない3連休でした。