また変な所へ行って?…九スポは堂々の〃写真掲載〃
‐株式会社ケーブルテレビジョン島原専務 清水眞守‐
9日は一般紙がそろって休刊だったためスポーツ新聞を買い求めた。石川遼君の活躍ぶりも確認したかったし、「婚活サギ女」の記事も読みたかったので。
驚いた!九州スポーツは堂々の写真入り報道である。顔の一部しか見せないテレビ報道では〃細面美人〃を想像していたのだが、同紙に掲載されたそれは、まるで逆。二重アゴの〃おデブちゃん〃だった。
軽いショックを覚えて同僚の五十男に見せると、「同じだまされるなら、もっと美形であってほしい。これじゃーねー」と、ほざく。まったく何を言っているのやら…。
でも、「起訴」までされている連続殺人事件の容疑者なのに、一般紙やテレビではどうして〃顔写真〃を流さないのだろう。これでは「ノリぴー」が余りにも可哀そう???
それにしても、この日の紙面を読む限り、目新しい中身は何もない。大きな見出しで「だまし取った金で父親の墓購入」と打ち出しているが、それは何日も前にすでにアエラで読んだ内容だ。まあ、スクープ合戦の最中で色んな事情もあるのだろうが…。
ところで、スポーツ紙のもう一つの楽しみは「お色気コーナー」である。よくもまあ、ここまで微に入り細に入って調べ上げるもんだ、と感心する。
と、そんな変な感慨に浸って紙面を眺めていたら、決算業務のため来社していた税理士事務所スタッフと弊社経理課員との間で、何やら〃モメ事〃が生じている模様だ。
しばらく息を殺して成行きうかがっていたら、ほどなく〃笑い声〃が。事情が良く呑み込めなかったので「どうした?」と出ていくと - 。
「私はどうしてもこの『ピンクリボン』という支出が気になって仕方がなかったのです」と、税理士事務所スタッフ。「どうして?」と訊いたら、「また専務が変な所へ行かれたんじゃないか、と想って…」と来た!
これには筆者も、周囲の社員スタッフも唖然。そして大笑い。「これは乳がん撲滅キャンペーンへの協賛金ですよ」と諄々と説いて一件落着した次第。
その「ピンクリボン」で言えば、今年に入って母親と夫人が相次いで乳がんと診断された米国のフィル・ミケルソン選手が、中国で行われた世界選手権シリーズ(HSBC)で優勝した記事が掲載されている。
ただし、日本のスポーツ紙を飾っているのは、17位に終わった石川遼選手の大写真だ。女子のミズノクラシックにしてもそう。優勝の宋ポぺ選手(韓国)より17位の宮里藍選手の扱いが遥かに大きい。
この勝手気ままな編集方針こそスポーツ紙の真骨頂。やっぱり世の中、お堅いだけじゃね…。【※11日の「ターニングポイント」は県外出張のためお休みします】
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