高田知事と田代弁護士…政治家と髪型の因果関係?
‐株式会社ケーブルテレビジョン専務 清水眞守‐
新年度になって早1週間が過ぎたが、正月と違って落ち着いて「お屠蘇(とそ)気分」を味わっているような余裕はない。ひたすら仕事に追われて、バタバタしている、というのが実情だ。
そんな中、高田勇元長崎県知事と田代則春弁護士(有明町出身・元検事)をゲストに迎えて、本年度初の『ターニングポイント』の〃収録〃を過日終えた。通常は〃生〃でお送りしているので、異例と言えば異例の対応である。
毎回そうであるが、今回は特に緊張した。何せ相手は二人。しかも名の通った「大物」であるだけに、番組前の打合せの段階からもう完全に「位負け」の心境であった。
助かったのは、お二方ともやさしかったこと。素人同然の番組進行に対して、終始にこやかに&大らかに接していただいた。やはり、功成り名を遂げた人物は違う!と心底思った次第。
その番組はきょう7日(水)午後7時から放送されるので、時間のある方はご覧になっていただければ、と思う。なお、10日(土)と11(日)も、通常通りに再放送する予定。
さて、すでにニュースで繰り返し取り上げられているように、自民党周辺の事情が喧しい。他でもない、与謝野馨さん(元財務相)らの離党の動きだ。
その与謝野さんの髪型について、今朝の『天声人語』欄に面白いことが書かれていた。若者の間では、寝癖などで少し髪型が乱れている様を「与謝野(よさの)る」と言うのだそうだ。
ただし、これにはちゃんとした「オチ」があるから素晴らしい!すなわち、与謝野さんの祖母、歌人の与謝野晶子さんの代表的歌集『みだれ髪』に由来している、のだと。
正直、この解説には思わずニンマリとしてしまったのだが、政治家の「髪型」と「政局」(立場&心境)とは何らか深い関連性があるのだろうか…?
まずは何と言っても小泉元首相の「ライオン丸」。昔、音楽室でよく見かけた「バッハ」(肖像画)を思わせるような「パーマネント長髪」を振り乱しながら、「郵政民営化」路線をひたすら突っ走って行かれた。
ついで、現職の鳩山首相。若い頃の写真をみると、クセ毛の長髪を「七三」に分けておられたが、最近は普天間移設等の「政治的逆風」をまともに受けてか、「オールバック」。
さらに面白いのは小沢一郎民主党幹事長の「七三分け」。以前は「右分け」だったのが、昨夏の総選挙で勝利を収めた直後は一転「左分け」に変身。
一時期、ワイドショーなどで話題になったこともあったが、件の献金騒ぎ等を境に、再び「右分け」に戻られているようだ。
最後に、若者言葉に逆らうようだが、「寝癖」で言うなら、国民新党々首の亀井さんの乱れ方が一番だ、と思うのだが、どうにも「オチ」が探せない。
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