2010/05/29

出張&総会の心得!…眠気覚ましに〃四苦八苦〃

夏の甲子園大会(高校野球)が開催される8月上旬から盆過ぎにかけての阪神タイガースの試合日程は、ホーム球場が使えないために、俗に「死のロード」と呼ばれている。

さしずめ、筆者にとっては、先週末からの1週間が「それ」に充当した、と言えよう。ただし、監督や選手と違って、勝敗を賭けたゲームをするわけではないので、気楽と言えば気楽なものではあったが…。

ご案内の通り、5月中旬から6月いっぱいは、あらゆる業界で「総会」や「取締役会」の日程が目白押しだ。筆者もこの1週間で東京、長崎、福岡などと計6カ所の会場を駆けずり回ってきた。

主催する立場でもないのでさほど神経をすり減らすこともないのだが、「島原~福岡間」を、2日足らずの間に2往復しなければならなかった一昨日~昨日にかけては、さすがに疲れ果てた。

高速船&電車はまだまし。眠たければ、シートに身をあずけて眠ればよいのだから…。ところが、スケジュールの都合でどうしても車で移動しなければならない時が困る。

運転手付きのお偉いさんと違って、どうしても自らハンドルを握らなければならず、眠ってなんかいられない。眠気を感じ始めたら、車内で大声をあげたり、舌を噛んだり、皮膚をつねったり、と「悪戦苦闘」が続く。

そんな時、「もう一つ先のパーキングエリアまで頑張ろう!」などと欲を出してはいけない。本人は通行車線(左側)を規定の速度で走っているつもりでも、知らない間に速度が落ちて「ハッ!」とする瞬間が必ずある。

ポイントは、気付いた時点ですぐ最寄りの「休憩ポイント」で仮眠すること。5分でも10分でもよい。その効果は抜群で、目覚めの程はすっきり爽やかだ。近くに売店があれば、カフェイン系のドリンク剤で補強するのもまたよし。

夜の宴会もほどほどに切り上げること。総会後には、たいがいパーティ形式で美味しい料理が山積みされているので、ついつい箸が伸びてしまうが、長丁場の出張ともなれば、これが案外クセモノなのだ。

当然、「食」ばかりでなく「飲」の方も伴うことになるので、ついつい「調子」が出そうになるが、最近はなるべく「自重」を心がけている。

となると、困るのは「長い夜」の過ごし方だ。持参した本や雑誌などを飛ばし読みしながらテレビをつけっぱなしにして眠りに就く、というのがいつものパターンなのだが、齢のせいか、いかんせん朝が早い。

4時前後にはもうすっかり目覚めてしまって、手持ち無沙汰この上ない。各局のニュース番組も同じ内容の繰り返しだ。あと2時間ゆっくり眠ることが出来れば、昼間の運転にも支障をきたすまいに…。