捕まったのは〃同級生〃…髪をなびかせてゴーゴー?
ネットで「今日は何の日」と引くと、何やらかにやらの「記念日」と合わせて、著名人の「誕生日」や「死亡日」がズラズラと並んで出てくる。
さすがにまだ掲載されてなかったが、9月16日については、隔週情報誌の『ザ・ながさき』が、同日が「トルコライスの日」と定められたのを記念して特集を組んでいた。
慢性的「ネタ不足」に悩む筆者にとっては、格好の「ご馳走」のようなもので、ヨダレをたらして飛び付こうとしたのだが、途中から「野暮用」が入ってしまった。
ところで、昨日の地元最大の「ニュース」と言えば、南島原市職員による「収賄事件」だろう。商売柄、いち早く仕入れた報道資料を手にして驚いた。
なっなんと、高校の同級生。しかもクラスメートではないか!なかなかのスポーツマンで、頭も良かったのに…。
人間は勝手なもので、普段は何気なく読み飛ばしている社会面の事件記事も、いざ「身近な関係者」が絡んでくると、俄然興味が湧いてくる。いわゆる「野次馬根性」というやつだ。
まあ、今回の事件のはさて置くとして、筆者のこれまでの経験から言えば、以前同じ会社にいた先輩が舞台回しを演じていた「三和銀行オンライン詐欺事件」が今でも印象深い。
当時はワイドショーなんかでも盛んに取り上げられていたので、記憶に残っている方も多いだろうが、事件は昭和56年の9月5日に発覚した。
主犯の「伊藤素子」とともに捕まったのは「南何某」という、やり手の営業マン。2億円という被害金額の大きさもさることながら、「好きな人のためにやりました」というセリフは流行語にもなった。
筆者は大阪在住の南何某とは一面識もなかったが、この時、一緒に仕事をしたことのある先輩社員の間で交わされていた会話が何とも面白かった―。
「あいつは口が巧くて、よう女にモテよった」。「俺もいっちょう女性行員と懇ろになってみっか」。「お前は不細工だから、無理!無理!」。よく「事件の裏に女あり」とは言われるが、この事件に関しては、真逆の構図だったのだ。
それにしても、南という男性はよほどカッコよかったのだろう。2億円ですよ!2億円!そんな大金を貢がせる術を、幸か不幸か、筆者は知らない。
そして、知らないまま、今日18日で満55歳となる。ちょうど1月遅れで誕生日を迎える「郷ひろみ」が「髪をなびかせてゴーゴーゴーゴー♪」なんて歌っていたのはいつの時代だったか…。
久方ぶりに鏡を覗くと、そこには紛れもない老境にさしかかったオヤジがいる。いやいや、病も、老化も気の持ちよう次第。
貢いでくれそうな奇特な女性もいないし、カラオケでも行って歌いまくるか―「55&55&55…」なんてネ。
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