良い方を信じよう!!…色々「占い」あっても…
昨日付けの某紙「運勢欄」を見ると、「謙虚吉」とあった。果たして、当たり!だった。裏を返せば、謙虚でないが故に、随分と損をしてしまった。
どちらかと言うと「験」(げん)をかつぐタイプなので、「運勢」や「占い」は気にかかる。ただし、全紙まったく同じということはないので、努めて、「良く書いてある方」を探す。そして、信じる。
今、何より一番信じているのは、「手相」(左手)だ。以前に書いたかも知れないが、筆者のそれは、本で見たワコール創業者の塚本何某とびっくりするほどよく似ている。
何がそうかと言えば、ふっくらした「掌」(たなごころ)の形状もさることながら、手首との境界あたりから薬指に向けて真っ直ぐに伸びる「太陽線」の様が瓜二つなのだ。
一般的には、「太陽線」は「金運」に通じていると言われ、ひいてはこれが「事業を成功に導く」(吉兆)とされている。
ただし、「占い」などというものは「当たるも八卦(はっけ)、当たらぬも八卦…」の世界だから、何の保障もない。したがって、外れることもままあるが、「主義」として、良いことは信じなければ!!
冒頭の「謙虚吉」の話に戻る。まあ、これなどは「占い」というより、至極当たり前の「生活上の知恵」である。こんなことでお金(稿料)をいただけるのだから、「占い師」とは何とも気楽な商売だ。
筆者の友人に、スポーツ新聞の4コマ漫画家から作家に転進した、ユニークな御仁がいる。東京出身で、年齢は1歳上。
筆者もこれまで、多岐にわたって色んな人間と交わってきたが、「変り種」という意味では、氏がその筆頭だろう。まさにその人生は「有為転変の塊(かたまり)」と言ってよい。
そんな「変てこりんオヤジ」が失業中に取り組んだ「自主事業」が、駅前広場の占い師だった。いかにも怪しげな帽子を被り、「筮竹(ぜいちく)」(竹ヒゴのようなもの)をいじくり回しながら占う、いわゆる「易者」スタイル。
もちろん、本人なりに「勉強」はしたのだろうが、どう贔屓目(ひいきめ)に見ても合理的ではない。それでも「信じる者は救われると思い、人は寄ってくる」(本人談)というのだから、世の中は面白い。
氏は今、色んな経済関係の本を矢継ぎ早に出版している。なんと、今夏のお中元は最新の著作4冊がまとめて贈られてきた。
中に下手糞な手書きメッセージが添えられていて、こう記されていた。「一応、現在の肩書きは『キャバレー経済学者』ですから、今度上京された折には新宿方面のお店(穴場)をご案内いたします」と。
当たるも、当たらぬも…。一度行ってみっか!?いやいや、昨日の失敗に懲りて「謙虚吉」でいかないと…。ね、ね、ね!!
0 Comments:
コメントを投稿
<< Home