2010/10/26

何となくアンニュイ…久々に完全オフだったが

久々に心ゆくまで眠りこけた日曜日だった。朝一で「龍馬像」(復興アリーナ)の除幕式に参列した後は、誘われていたゴルフも雨で流れたので、終日、家でゴロゴロしていた。

たまに「休息」も必要なのだろうが、生来の貧乏性のせいか、何かしら罪悪感のようなものを感じないでもない。ただ、体調面から言えば、いつになく快調な滑り出しである。

それもこれも一念発起して思い立った「禁煙」のせいだろうか…。会合や飲み会で「一服いかが?」などと、悪ふざけ半分で勧められても、固い決意は微動だにしない!?

我ながら大したもんだ、と独りごちているが、まだ「薬(禁煙パッド)頼り」なのがいささか気にかかる。それでも、もう間もなくひと月…。そう、継続は力なり、なのだ。

閉口するのは、パッドの貼り場所。通常は左右上腕部の「チカラコブ」の裏側に貼っているのだが、他人様より皮膚感覚がデリケートにできているので、「連続貼付」というわけにはいかない。

ならば「どこでもいいではないか?」(事実、使用例にはそう書いてある)ということになるが、これがなかなかに悩ましい限りなのである。

よく「タバコを止めたら太るよ!」と言われているので、努めて運動(散歩など)もしている。そうすると必然的に「発汗」も伴うので、患部でもないのに、貼り付けた場所が痒くてたまらないのだ。

おっつけ、貼り場を求めてお腹、背中…などと「流浪の旅」が続く。ハッキリ言って、「ここぞ!」といったポイントがまだ掴み切れていないまま推移している。これが現状である。

そんな他愛もない「悩み」を抱えながら、月曜の紙面を開いてみると、対馬では、またしても心ない母親による娘の遺棄致死。しかも、「湿疹の治療」を放置していた挙句の惨事だとか。いや、はや…。

さて、今週は初めから各種スケジュールが目白押しだ。幾つもの公的な会議をこなし、日を空けずして、飲み会も随所に予定されている。また私的な用事も山積みだ。

ふと会社の窓越しに音無川の沿道を眺めると、公園のイチョウの葉っぱが緑から黄色に変わり始め、その脇の柿の葉も日に日に赤みを増している。

一方、先週末に植えた事務所入り口の花壇の花々は、一雨浴びたことで勢いを取り戻し、来るべき冬に備えているようだ。

わが身を振り返ってみれば、たるみきった右上腕部の贅肉の上に、シワシワになったパッドが無残な状態をさらけ出している。長袖の季節にはまだ早過ぎるし、かと言って半袖のままでは朝夕が肌寒い…。

すべてが「中途半端」なまま人生の第4コーナーを回りつつある、我が生き様を省みて、「大きなため息」がまた一つ漏れる。