伝統の早慶戦ゴルフ…バカに苛(さいな)まれ煩悩を打つ
昨12日は伝統の「早慶戦ゴルフコンペ」が諫早市の長崎国際ゴルフ倶楽部で開かれ、筆者も島原稲門会(早稲田OB会)を代表して参加させていただいた。
同コンペは早稲田=藤木憲二氏(元NBC長崎放送社長)、慶応=林田作之進氏(元長崎県議会議長)らが中心となって発足。原則として、春秋の2回開催で、今回が63回目の秋季戦(ダブルぺリア)だった。
戦前の予想では、泥沼の「8連敗」を脱出してこのところ「2連勝」と波に乗る早稲田がさらに記録を伸ばすものと見られていたが、いざフタを開けたら、慶応側の圧勝だった。
つい先日、東京六大学野球での50年ぶりの優勝決定戦で勝利を収めていただけに、早稲田チームのキャプテンを務めた前原晃昭氏(長崎稲門会長、NCC長崎文化放送社長)もさすがに意気消沈のご様子。
いつもならプレー終了後の懇親会冒頭、周囲も驚くような雄叫びで「凱旋挨拶」を披露するのが習わしであったが、さすがに昨夜だけはおとなしかった。それもそのはず、本人も予想だにできなかったジャスト100の「大叩き」だったのである。
一方、意気上がる慶応チームの代表格は、前日の第39回長崎新聞社ゴルフ大会でもネット3位、シニアの部準優勝という「ダブル入賞」を遂げた四元永生氏(光・日光タクシー代表)。
この日のスコアは前原キャプテンとまったくの同数であったが、見事にダブルぺリア独特の「運」を味方につけての呵々大笑。ちなみ筆者も「煩悩の数」だけ打たせていただいたが、「運」には恵まれ、10位以内入賞は果たした。
何だか「前置き」だけで終わってしまいそうな雰囲気となってしまって恐縮だが、実は書き始めの時点においては、本日のお題は「バカ」と決めていた。思い通りに事が運ばないのは、ゴルフも人生も然りだから、である。
では何故「バカ」なのか?それはつまり、最初に放ったショットが右のOB林に突入。ボールを探している間に、ズボンの両裾に雑草の「バカ」がこびりついてしまって、ゴルフどころではなかったのである。
とにかく、繊維の奥深く「針」のように刺さっているため、手で払うくらいではまったくもって落ちない。ひたすら1本1本、手作業で抜いていくしか方法はないのだ。
スタートから3ホール目まではショットそっちのけで、直ちにカートに戻って除去作業。そのうちに指先には乳成分のようなものがベタベタと付着してくるし、キャディさんは笑うし、同組のメンバーには気の毒がられるし…。もうトホホッのホ!
なんでこんなことまでして…。「ワセダ」転じて「バカダ」を実感した次第。時に、「バカ」(植物)の正式名称は何と言うのだろうか?誰か教えて!
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