2011/02/16

菓子作りも工夫次第…車のナンバーに「へ」はなし

都合が良いのか悪いのか、今年のバレンタインデーは出張で「留守」の間に通り過ぎていた。こうなると、義理チョコだろうが友チョコだろうが、一切合切関係ない。気楽なものだ。

別段「ヒガミ根性」で言うわけではないが、そんな「義理立て」してもらってまでチョコを頂く必要もあるまい。色々と故事来歴を語ったところで、「屁理屈」のようなものだ。あれは一言、業界挙げての「商戦!」に他ならない。

だったら、島原の業界関係者も、もっと工夫を凝らして、チョコ風味の「桃カステーラ」を作るくらいの〃遊び心〃があってもいいのに…。

えっ、何?部外者が黙ちょれ!お前さんの考えは甘過ぎる。でも、「甘さ」をベースにして「創造力」を発揮するのが、そもそも皆様方のお仕事のはずではないんですか…?

こんなことを言う(書く)と、「また『屁理屈』ばかりこねやがって、この野郎!」と怒られるかも知れないが、ひょっとしたら島原独自の〃ヒット作〃になるのかも…!?

悪乗りついでにもう一つ。以前に書いた話かどうか失念したが、これから迎える本格的な「卒業シーズン」に向けて、こういうのはどうだろう…?

名付けて「和菓子(へ)の恩」。もちろん、「和菓子」と「我が師」のダジャレであるが、遊ぼうと思えばいくらでも遊べるところがミソだ。

例えば「恩」の部分を、雌雄を表す「オン」(♂)という読みにすれば、「メン」(♀)という種類はないのか?という素朴な疑問も必然的に湧いてこようかというもの。

「男」と「女」となれば、デザインだって色々と考えられるし、そこに大きなビジネスチャンスが潜んでいるといっても過言ではない、と思う。

ただし、これまで縷々(るる)述べさせていただいたことは〃保証の限り〃ではない。なべて人生は「当たるも八卦、当たらぬも八卦」の世界なのである。

ところで、昨日読んだ朝日新聞の東京版に何とも面白い「コラム広告」が出ていた。念のために、その〃古新聞〃を持ち帰ってきたのだが、確認したら、同じ日付で九州版にも掲載されていた。

それはヤクルト(乳酸飲料)提供の「屁」にまつわる話。タイトルは「へへへのプ」。筆者なんぞは同記事を読むまでまったく知らなかったが、車のナンバー表示に、ひらがなの「へ」は採用されていないのだという。

その理由がふるっていて、「『へ』=『屁』で、『排気ガス』を連想させるからだ」そうだ。思わずかつての人気番組『トリビアの泉』にあやかって「へーっ」とばかりに、右手で何度も膝を叩いてしまった。

やっぱ、同じ「屁理屈」でも、これくらい味わい深いことを言わないと全国版は無理なのだろう。