2011/05/19

求む!デブ用のベスト…泣く泣く諦めた調査登山

本来であれば、今の時間帯(19日正午頃)は「平成新山」(標高1486メートル)の山頂に立っているはずだったが、急な用事が発生して取り止めに。

チクショー、こんなに天気が良いのに…。それより何より、折角この日のために買い込んできた「防寒具」や「酸素ボンベ」はどうなる?まぁー腐るモノではないので良いか!!

中高年の間で「山登り」がブームになって久しいが、「山ガール」に代表されるように、最近はファッションそのものが注目されるようになってきた。

ところが、一流のブランド品となると、これが吃驚するほど高い。それでも、脇に山積みされたバーゲン品と比べると、その違いは明らか。つい、無理をしてでも買ってしまう。

一言でいってバカだ。そんなに頻繁に行くわけでもないし、厳しい冬山でも何でもない。トレッキングに毛が生えたようなものだ。

この前、何かの用事でタクシーに乗ったら、運転手さんから「遠足ですか?」と聞かれた。なるほど、言われてみたら確かにそうだ。

その日のいでたちは通気性の良いポロシャツに山岳用のベスト、そしてGパンに運動靴。おまけにリュックを背負っていたので、そう見られても文句は言えない。

ただ、そうは言っても、これが筆者の「仕事着」だ。振り返ってみれば、ベストとの付き合いは長い。学生時代から続いているので、もう30年以上にもなる。

最近でこそ、街中でもよく目にするベストファッションだが、昭和の当時はまだ少数派だった。筆者の場合は「オシャレ」と言うより「実用性」で身に付けていた。

ドラえもんではないが、ポケットが幾つもあるので何かと重宝する。ただ、余りに多すぎて何をどこに入れたのか迷ってしまうことも度々だ。

それでも「便利」この上ない。最近でこそ少なくなったが、写真撮影で戸外に出かける際など「必需品」の1つと言ってもよい。

もちろん、季節に応じて「冬用」「夏用」がある。好みの問題だろうが、背中が「メッシュ」になっているやつは、筆者の美的感覚で言うとダ・サ・イ。少々暑くても、敵に背中を見せてはいけない!

目下の課題は、量販店でさえ、余り大きなサイズを置いていないこと。デザインは良くても、前のファスナーが締まらない商品が大半なのだ。

敢えてメーカーに聞きたい。デブはベストを着てはいけないのか?度重なる洗濯ですっかりくたびれてしまった〃相棒〃に同意を求めるが、押し黙ったままだ。

今ごろ一行は弁当を食っているだろうか?小にょろ君(FMしまばら)に、「山頂付近は硫黄の臭いがきついからファブリーズは必需品!」と伝えておいたが、持って行ったろうか…。まさか?