黒澤流〃究極グルメ〃…ウナギ&ステーキ&カレー
「あれっ、もうこんなシーズン?」と我が耳を疑いながら微かな蝉の鳴き声を聞いたのは確か5月中旬。諫早市の長崎国際カントリーで行われたゴルフコンペでのことだった。
それが今はどうだろう。冷房の効いた事務所を一歩出れば、あっちからもこっちからも、耳をつんざかんばかりの〃蝉しぐれ〃の大合唱である。
「ミーン、ミーン…」というその響きは、ミーン主党代表にして日本国総理大臣の椅子に異常なまでの〃執着心〃を見せて恥じない菅首相の〃断末魔〃の叫びのようでもある。
さて、騒ぎに騒がれた、テレビ電波の《完全地上デジタル化》の決行日(24日)まで、いよいよ残り2日となった。
弊社としても打てるべき〃告知手段〃については、可能な限り実施してきたつもりだが、それでも旗振り役の国の予想では、29万世帯の〃地デジ難民〃が出てきそうだ、という。
しかし、ここで「困った!どうしよう?」などと慌てふためいたところで事態の根本的解決には繋がらない。ギリギリまで最善を尽くして《Xデー》を待つのみだ。
ただ、そうした中でも〃救い〃があるとすれば、「カボチャテレビに加入していさえすれば、一部アナログ波以外はそのまま引き続いて視聴が出来る」ということだ。
筆者があらゆる機会を通して、口すっぱく「そう慌てなさんな!」という所以(ゆえん)が、実はそこにある。
今の筆者の〃心境〃を一言でいえば、「俎板(まないた)の鯉」といったところか。つまり、今さらバタバタしても始まらない、と。(でも皆さん、今後もカボチャテレビを応援して下さいね!)
ところで、今日21日は「土用の丑(うし)の日」ということで、大好物の「ウナギ」が一躍主役に躍り出るめでたい日でもある。
見た目にはグロテスクなこの魚だが、味も栄養価も抜群なのは言うまでもない。ちょっと蒲焼の匂いを嗅いだだけでも、自然元気が湧いてくるような気がするから不思議だ。
今日付けの『天声人語』では、食通としても知られた映画監督の小津安二郎さんが大のウナギ狂(?)だったというエピソードを綴っているが、世界のクロサワ(黒澤明監督)が「ここ一番!」の時に食べていたという特別メニューがあった。
もう随分と前にテレビで放送されていたことの受け売りだが、筆者も是非1回は食してみたい、と考えている〃究極グルメ〃だ。
レシピなんてものは知らないが、画面で紹介されていたのは、大ぶりのウナギの蒲焼と分厚い牛肉ステーキを並べて、その上にカレーのルーが豪快にかけられていた。
どうです、皆さん、今晩あたり黒澤流の逸品を召し上がってみては?もちろん、「食後の運動」の方もお忘れなく!
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